やはりセカンドエディションか

ゲーマーズ・フィールド16th Season Vol.1

ゲーマーズ・フィールド16th Season Vol.1


 今回のGFで一番大きかったニュースはやはり「アルシャード・セカンドエディション」の発表かな。*1ここまで大きく世界設定が動いた以上、版上げを想定してるんだろうな、とは思っていたけれどやっぱり、という感想。ただ、これってセカンドエディションじゃなくてサードエディションなんじゃないの? という疑問はあるが。*2
 あとはトーキョーN◎VAサプリメント「アウターエッジ」。基本はGF掲載データをまとめたもの+αなんだろうか、説明を読む限り。N◎VAも新装備「ニューワールド」とか神業の効果変更ルールとか、サプリごとに結構大きく動くからな……。ところでこの表紙の3人娘、一体誰だ。真ん中はアーシュラ・ドニの後を継いだ真教の教皇っぽいけど……後の二人がよくわからないな。

 そして、個人的にとても嬉しかったのは藤浪さんの連載記事があったこと! やっぱりTRPGって雑誌とかでのサポートがあるとないとでは大違いだからね*3。「駅前魔法学園」がFEARゲームに近い概念とか用語(フェイズ制とかハンドアウトとか)を使用していることは知ってたんだけど、この記事を読んでFEARとちゃんとやり取りがあったことがわかった。さすが藤浪さん。*4

*1:実際にはGF誌で発表されたわけじゃなくJGCで発表されたのがここで紙面に載っただけだけど。紙媒体ではこれが最初の発表じゃないだろうか?

*2:アルシャードは無印からフォルテシモに一度実質版上げしている

*3:悲しいかな、雑誌にサポート記事を連載しているにもかかわらず、記事の中身がさっぱり意味不明でサポートなんだかなんなんだかよくわからないゲームも存在するが。

*4:用語だけ流用しているけれど、実際の運用方法がまったく違うせいでほとんど当該ルールが役に立ってないというゲームも世にはあるので。

ちょっと意外だった

日本、スマホ普及率はわずか6%で30ヵ国中最下位 しかしアプリ利用数はトップ


 思ったより少ないな。
 携帯についてはもう散々語ってるから何をいっても繰り返しになってしまう……他にもいろいろなサイトでこの記事が取り上げられていて、違うまとめ方をしているサイトも多いんだけど、私の考えに近いのはここだった(少なくともこのエントリに関しては)。
 

ゲームもマンガやアニメのように「複数巻構成」にすべき?

http://gadget.itmedia.co.jp/gg/articles/1111/02/news035.html


 最近は状況が変わってきている気がするんだけど、昔はよく「TRPGの基本ルールブックは企画を通るけどサプリは企画が通らない」なんて話を聞いたことがある。理由は「サプリは『基本ルールブック以上より売れる』ことがありえないから」。話の信憑性はともかく説得力はある。
 で、この話もこれと同じ矛盾を抱えていると思う。要は「もし連続するストーリーだった場合、1巻買わなかった人が2巻から買うことはありえない」ということ。右肩上がりの売り上げを要求される日本企業の企画会議では、よほどの売り上げがないと認められなさそうだ。
 あと、複数巻構成にしたとしても単体でゲームとして動作しないといけないから、全ての巻にシステム部分は入れておく必要がある。吉里吉里みたいなシンプルで軽いシステムのアドベンチャーゲームとかなら相性は悪くなさそうだけど、RPGとかだと容量的に厳しそうだ。RPGだとエルミナージュウィザードリィとかポケモンシリーズ、アドベンチャーゲームだと神宮司三郎とかビジュアルノベル、シミュレーションだとスパロボ、あとアクションだと無双系みたいにシステム部分がほとんど共用でシナリオだけが違うゲームなら、トピ主のいうような形態にかなり近いとは思うけど、これらのゲームが既存ゲームの問題を解決した画期的なゲームと騒がれてるってことも特にないし。