ドラクエウォーク松本編+α

 少し前の話。ドラクエウォークの日本百名城、お土産スポット、そして魔物ランドキャンペーンを一気に回るべく、長野県松本市へ行ってみた。ドラクエウォーク関連で旅した場所としては、大阪に次いで遠い場所となる。


www.matsumoto-castle.jp



 松本城は駅から少し離れていたものの、小田原城と同様、バスを使うことの距離でもなく、また城までの案内は豊富にあったので、非常に分かりやすかった。小田原城と違ったのは、ボランティアの方たち等が城を観光名所として盛り上げようと力を入れていたところだ。庭には撮影映えするような鎧武者が立っていたり、氷細工のイベントが行われていたり。語弊を恐れずいうなら、小田原城はあるがままを見てもらおうという感じで、松本城は城を題材にみんなで盛り上がろう、みたいな雰囲気だった。



 寒い時期に訪れたのと、また朝早い時間だったこともあって、登城したものの足が非常に寒かった。天守閣に登りたい人は、靴下を二重に履いた方がいいかもしれない(城内は土足禁止のため)。
 お城スライムはすでに討伐済みだったため、百名城の訪問先として登録されれば目的は半分達成したことになるが、ここで1つトラブルが発生した。松本城は百名城であると同時にお土産スポットでもあるはずだが、こちらのゲーム画面をご覧いただけるとわかるとおり、お土産スポットが出現しなかった。



 原因は全く分からず、ゲームそのものを再起動したりしても全く改善しない。東京近辺だったらまた訪れて再挑戦できたかもしれないが、さすがにここまで何度も来るわけにはいかない。列車の時間が迫っていたので、途中で諦めた。

魔物ランドキャンペーン

www.chausuyama.com


 次は、松本から最も近い長野県の動物園ということで茶臼山動物園に出かけたのだが、近いといっても松本からまたさらに特急を使ってそれなりの時間がかかる上に、最寄りの篠ノ井駅からバスが出ているのは夏の間だけ。オフシーズンになる冬はバスも出ておらず、タクシーで行くしかない(なお、この記事を掲載した今日現在、バスは廃止されて新路線が調整中のようだ)。
 訪れた曜日か時間帯かどちらかが悪かったのか、来場者は家族連れが数組すれ違うぐらいしかいなかった。またその人たちもほとんどが車で来ているようで、公共交通機関を使ってここに来る人はほとんど見かけない。さいたま水族館に行った時には魔物ランドキャンペーンのために訪れている人が近くにいるのが傍から分かったが、はっきり言ってこの動物園をDQWのために訪れている人はその時間帯には私しかいなかった。スポットの周囲にも誰もいない。


  


 といって、管理等はちゃんとされているし、累計ならDQWプレイヤーだけで1800人以上がここを訪れているわけだから、あくまでも私が訪れたタイミングが悪かったという感じだ。
 一番インパクトがあったのはレッサーパンダの展示である。



 屋外と屋内の両方で展示があるが、独自なのは屋内展示の方だろう。横浜の野毛山動物園の時にもレッサーパンダとの距離が近いと思ったが、こちらはさらに近い。柵はあるものの、空中に配置された通路には何の防護もない。子供が手を伸ばして届くような高さではないものの、パンダがバランスを崩して通路から落ちてきたら、子供が触れるぐらいの距離をスタスタとレッサーパンダが歩いている。
 帰りはロープウェイで駐車場まで降りることになったのだが、完全に貸切状態。しかも定期的に動いているわけではなく、呼び出しボタンを押すと私1人のためにロープウェイを動かしてくれるという状態で、なんだか申し訳なくなってしまった。

ガチモンの周回性能なのに……?



 上の動画でガチモンの周回性能と言われているのに、下の動画では引く優先度は低いのか……(笑)。私の場合も、バフ消し武器を持ってないので爪より杖の方を優先にせざるを得ないんだけど、そもそも最強セットに入っているモンスターの心が、どれもこれも私が本格的にイベントとかを進めるようになる前の心で、4つのうち1つしか手持ちにない。入手できても火力は上がらないだろうな……(酸っぱい葡萄理論)。
 あと、前にも書いたかもしれないけど、狩り武器でランダム発動の能力はいらないんだよな……。試行回数が多すぎて絶対発動しない方を基準にせざるを得なくなるから。

こういう方法で販売するのか

game.watch.impress.co.jp


 クラファンのMSX0Stackが発売された時、今後ソフトはどうやって供給していくつもりなんだろうと思ったけれど、つまりこういう方法で供給していくってことなのか……。これ、専用とまで書かれてるってことは、古いMSX規格では動かないんだろうな。
 あれ? そういえば、EGGでソフトダウンロードできるってことは、MSX0ってネット接続できる機能があるってことなのか?

ファイティングファンタジーの復刻状況(今日現在)

 一昨日の日記に書いたゲームブックファイティングファンタジーシリーズのうち、かつて社会思想社で翻訳版が発売されているが、現在まだ復刻されていないものが何冊あるのか、実際に数え直してみた。
 社会思想社版のファイティングファンタジーシリーズは全部で33冊。これに東京創元推理文庫から出版されたソーサリーの4部作を加えると、かつて日本語翻訳版が発売されたファイティングファンタジーシリーズは37冊になる。


ja.wikipedia.org


 では、ソフトバンクファイティングファンタジーコレクションで復刻されたのは何冊あるかというと、タイトルを書くと長くなるのでシリーズの巻数のみで記載すると、1、2、3、5、6、7、9、10、17、24、そしてソーサリーシリーズの4冊だ。つまり37巻のうち、現在まだ14巻しか復刻されていない(なお、コレクションシリーズでは社会思想社版にない新規翻訳となるものが現在5冊翻訳されている)。

 そして、残り23冊のうちタイタン世界を舞台にしたものは何冊あるかというと──これは、タイタンの世界以外を舞台にしたものが何冊あるかを数えた方が早い。それくらい、タイタン世界を舞台にしたものが多いのだ。
 タイタン世界以外を舞台にしたゲームブックは、11、12、13、15、18、22、27、そして33である。このうち、ちょっと特殊なのが11冊目の「死神の首飾り」だ。こちらはファイティングファンタジーシリーズにしては珍しく、題材がファンタジーなのにタイタン世界が舞台となっていない。逆に言えば、これ以外の作品はタイタン世界が舞台となっている。
 これらの作品については、だいたい以下のような傾向がある。
 まずタイタン世界の「タイタン」というのは惑星の名前だ。そこには「アランシア」「カーカバード」「クール」という3つの大陸がある。ポートブラックサンドや火吹山など、ファイティングファンタジーシリーズで有名な場所は、ほぼ最初のアランシア大陸に存在する。次に、4部作として企画された大作ソーサリーシリーズを書くにあたり、恐らくこれまでと関連の薄い場所を作る必要に迫られたのであろう、新たな大陸カーカバード(旧世界)が舞台となった。
 以降の作品については、既存のアランシアを舞台にした作品や登場人物と関連性が深いもの、ストーリー上密接に関係があるものについてはアランシアが舞台となり、異なる作者だったり、それまでのシリーズと異質な作品については、クール大陸に集まっているという感じだ。

余談

 今回このエントリを書くにあたり、ファイティングファンタジーシリーズの説明がやたら詳細なpixiv大百科を読み直していたのだが、社会思想社版の最終巻にあたる33巻の「天空要塞アーロック」について、はっきり「駄作」と断じている。


dic.pixiv.net

シリーズ33弾。そして、最後の邦訳作品である。
SF作品であるが、はっきり言って「駄作」である。

また、昨今古書でゲームブックを求める際。本作もファイティングファンタジーの一作であるため、値打ちが付く事が多い。そして高額を支払い購入する向きも見られるが、よほどの好事家か、お金を無駄にしたい人以外にはお勧めできない一作と忠告しておく。


 おそらくこれらの項目を書いている執筆者はそれほど多い人数ではないと思うが、他の項目において駄作と断じているケースはほぼなく、珍しいケースである。実際に現物を読んだことはないが、よほど腹に据えかねる出来だったのだろう。
 そして、そのような評価がされた作品が日本語版翻訳最後の一作となったことには……単なる偶然以上の何かを感じてしまう。

「黄色いコスチュームが着たいのか?」


 デッドプールアンドウルヴァリン、今回の予告を見る限りでは久しぶりに面白そう。といっても、MCUとしては……という話で、デッドプールはずっとヒットメーカーなんだけど。さすがにこの作品がコケたらヤバいだろうから、気合入れて脚本を書いてる……と、信じたいところだ。
 果たして、X-Men最低に近い評価だったZeroのコンビから、最低評価のMCUを救う高評価の作品は生まれるか……?

ウォークモードだと結果は同じ?


 今度こそ対複数用の新ブレス武器、竜の女王の爪。この動画主も他の動画主も「雷鳴の剣のような、二属性の融合スキルで自動的に弱点属性を使ってくれる武器が良かった」とコメントしてるけど、実はウォークモードがメインだと、融合スキルでも別々のスキルでも「その時点でより高いダメージを与える属性を自動で使ってくれる」という意味では変わらないので、私のようなプレイヤーからすると違いがよくわからなかったりする。
 それよりは前にも書いたとおり、ブレス武器はそれ専用に防具やモンスターの心を揃える必要があるのがキツい。しかもこの性能だと、ドラゴン系の心? 手持ちに全然ない気がする……。

ゲームショップではなく古本屋


 かなりの数が出版されていたとは思っていたが、まさか80冊もあったとは思わなかった。双葉社ゲームブック社会思想社ゲームブックと違い、TRPGの関連商品としては扱われていないようで、イエローサブマリンとかまんだらけTRPGを扱う店舗では、ほとんど見たことがない。
 この動画では駿河屋の参考価格を載せているということは扱っているのだろうし、それはブックオフのような普通の古本を扱っている店の方が入手できる可能性が高いかもしれない。そういえば、過去にブログで書いた、ゼルダの伝説を題材にした、ゼルダとリンクが入れ替わりながら冒険するゲームブックについても、ボードゲームショップではなく、中古ゲームショップで、聖剣伝説3の攻略本の隣に置いてあったような気がする。

そしてこちらは定番


 そして、こちらは定番のファイティングファンタジーシリーズと、その他のゲームブック。この動画で紹介されているゲームブックはゲームショップで取り扱っていることが多い。
 しかしこうしてみると、ファイティングファンタジーも結構復刻されたと思っていたものの、まだまだ旧社会思想社版で復刻されていない作品も多い。個人的には、アドバンスドファイティングファンタジーのその周辺作品として考えるのであれば、タイタン世界を舞台にしない作品については、復刻を後押しにしてしまって良いんじゃないかと思っている。復刻済みの作品でいうと「サイボーグを倒せ」とか、未復刻の作品だと「宇宙の連邦捜査官」とかがそれに当たる。これらの作品は、復刻されてもTRPGとしてのファイティングファンタジーを遊ぶ上では参考にできない(その背景世界で遊ぶための設定が公開されていない)わけで……。

コロナが異常だっただけでは

togetter.com


 学生時代に渋谷に通ってた頃にも、若者が無料で長時間居座れるスペースなんて駅前になかった気がするけど。

エマージェンシーコールではこう言っている


 2077の新型マックスタックのエマージェンシーで、警察無線が何と言っているのかようやくわかった。

 All units - suspect is a confirmed cyberpsycho! Do not engage! A MaxTac squad has been dispatched.
 (全部隊へ、容疑者はサイバーサイコであると確認。退避せよ。マックスタック部隊が出撃した)


 前にナイトシティの教育系テレビ番組で「サイバーサイコに遭遇したらマックスタックの攻撃から身を隠せ」って言ってたけど、警察無線がこう言ってるってことは、マックスタックは一般警察も容疑者と区別なく射殺するっぽいな……。
 まぁ、エッジランナーズの冒頭とかを見る限り、あんな密接距離でフルオート射撃しまくってたら、フレンドリィファイアを回避しようもないけど……。

これはアメリカじゃない

togetter.com


 これを見てすぐにダーティペアフラッシュと分かった人がいるのは凄いな。ユリがほとんど一瞬しか出てないのに。
 このシーン、コメントで解説してる人がいるけど多分それでも説明としては足りてなくて、そもそもこのシリーズ(フラッシュの第2シリーズ)自体が「惑星全体が各時代の地球を再現したテーマパークが舞台」という設定で、しかも物語の舞台になるのは「1990年代の東京を模した場所」だけ。本来の設定であるスペースオペラ的な世界観はバックヤードでしか登場せず、あたかも「現代(OVAの発売自体が1990年代)の東京を舞台にしたダーティペア」にしか見えないというメタ構造の作品だった。
 前に第1シリーズを見て微妙な感想だったことを書いたけれど、この第2シリーズもちょっと……。上記のメタ構造には物語的な必然性はなく、SF的なアイデア等を考えずに済ますためのようにも見えたし、ぶっちゃけ作画レベルもあまりよくなかった。


 実は、少し後の時期で全く同様に「旧作のリメイク作品」の「スペースオペラ」で「古い地球がモチーフ」が舞台、「現代地球人にとっては馴染みのある現実世界の技術」と「架空の未来世界の超技術」が両方登場する、「太陽の船ソルビアンカ」っていう作品がある。
 こちらは「かつて星間ワープ技術など超技術を開発した人類が、宇宙戦争で衰退し、場所によっては技術が20世紀レベルまで退化してしまっている」という筋書きで、設定に説得力と必然性があった。どう見てもヨーロッパにしか見えない街並みの上空に、巨大宇宙船が突如ワープアウトするシーンは超カッコよかったし。


www.b-ch.com(こちら公式配信サイトの17:30秒くらい)

 

似て非なるもの


 体験版をやってみたところ、バランワンダーワールドとはかなり違う感じがした。



 ゲームの題材とか、見せ方としての演出方法は似ているものの、肝心のゲームのジャンルが異なる。バランワンダーワールドは64マリオのようなフリー移動の3Dアクションゲームで、プリンセスピーチショータイムは2Dアクションゲームに感覚が近い。奥行き/手前に移動はできるが、ゲームそのものの進行方向としては左右に進む。語弊を恐れずいうなら、かつてのベルトスクロールアクションゲームに近い感じだ。
 もちろん、3Dゲームなので画面の手前方向や奥方向に攻撃などのアクションは取れるけれども、ちょうど舞台を見るように、カメラ位置が画面手前に完全に固定されているというのも、ベルトスクロールアクションゲームを想起する理由かもしれない。もちろん、それによってゲームがつまらないということは全然なく、元々がマリオなので、むしろ2D的な操作の方が、プレイヤーとしては親しみがあるかもしれない。

起き上がり、仲間になりたそうに……

 先日、野毛山動物園に出かけた時、場内掲示で「市内には動物園があと2つある」というのが掲示されていて、いずれ残り2つの動物園も訪れてみたいと思っていた。規模から考えると、恐らく位置づけとしてはあくまでもズーラシアがメインで、後の2つの方がサテライト的な動物園なのだろう。ということで行ってみた。


   


 エントランスから入ると反対側の出口から出ることはできず、場内をぐるりと一周することになるが、それなりの距離を歩いた感覚だった。調べてみると、多摩動物園ほどではないが、その4分の3ほどの面積がある。「○○地方の動物」という形で展示がまとめられ、多彩な動物の姿が見れるのも、多摩動物園東武動物公園といった規模の大きい動物園ならではだ。
 天気に恵まれなかったせいか、動物の動きはあまり活発ではなかったが、驚きの体験をしたのはバードウォークだった。



 こちらの写真を見ればわかるように、入場者との間に柵も仕切りもない。もちろん、動物に手を触れることは禁止されているものの、警戒心の強い野生のカラスやスズメなどより、よっぽど近い目の前にカラフルな鳥がいて、こっちを恐れる様子もない。よそ見をして歩いていたら気づかずにぶつかってしまいそうな気配すらある。DQWのフレームがここまで似合う場面もそうそうない。ここまで距離が近いのは、長野県の動物園のレッサーパンダを見た時ぐらいだが、その時の話はまた別の機会にしよう。

幻の記憶ではなかった

 さて、今回横浜を再訪したのには、もう一つ別の目的がある。横浜マリンタワーに行きたかったのだ。



 「東京タワーにもスカイツリーにも登ったし、大洗マリンタワーにも登ったから、横浜マリンタワーにも登りたい」……という理由ではない。
 うろ覚えなのだが……といっても大人になってからの話。恐らくセッション仲間とTRPGの宿泊イベントをした時か、あるいはJGCが横浜で開催されていた時に、横浜マリンタワーに登ったことがある。その時確かに、マリンタワーの上で動物園か植物園のようなものを見たような記憶がある。しかし、今のマリンタワーの案内を見ても、動物園や植物園を思わせるものは一切ない。



 あれは、どこか別のところを訪れた記憶と混同してしまっているのだろうか……と思っていたら、よくよく調べてみたところ、実は横浜マリンタワーはリニューアル前、鳥類動物園があったらしい。どうやら私の記憶は間違いではなく、リニューアルによってなくなってしまったということのようだ。


hamarepo.com


 あと、DQWのARモードは拡大撮影ができないので写真はないが……マリンタワーの屋上からは、ガンダムがよく見えた(笑)。3月に公開が終わり、今は原形を留めていないようなので、私が見たのはほぼ最後のチャンスだったのかもしれない。


gundam-factory.net