ペルソナX、本編をプレイしていた配信者たちが、一斉に同じところまで遊んでいるので、広告としてこの部分だけ配信が許可された、とかそういう話なんだろう。
ざっと見る限り、本編ほどではないにしても面白そうではあるんだけど、やっぱりこれだけよく動くゲームになると、端末の必要スペックがどれだけ高いかが非常に気になる。原神のようにプレステ5で動作するならやってみようかなとも思うけど……画面を見るだけでも、UIがどう考えてもスマホに向いていると思えないんだよな。
地図の話(3)・ユルセルーム大陸(ローズ・トゥ・ロード)
次の地図は、ソード・ワールドやロードス島戦記の舞台であるフォーセリア……と見せかけて、その前に、最も古い国産TRPGローズ・トゥ・ロードの地図の話である。
ローズ・トゥ・ロードの舞台は、ユルセルームと呼ばれる大陸である。Wikipediaには指輪物語のミドルアースに大きく影響を受けているとあるが、個人的な意見としては、このユルセルーム大陸は、ほぼそのままユーラシア大陸である。西方にストラディウムと呼ばれる西欧風の軍事国家があり、東方にはオリエンタルな雰囲気のファライゾン、大陸の中央にはラムザスというモンゴルを思わせる騎馬民族が暮らしている。
とはいえ、昨日も少し触れたコンピューターRPG「忘れえぬ炎」も含め、物語の大半は大陸の西方、ストラディウム周辺を舞台としている。大陸全土を巻き込む大旗戦争という大イベントにおいても、最も東方にあたるファライゾンはほぼ影響を受けることがなかった。
というわけで、ローズ・トゥ・ロード全体はオーソドックスな西洋風のファンタジーといえる。そして先日の分類でいうと、このゲームは純然たる国産でありながら、ユルセルームは中央に島がなく、巨大な大陸が横たわり、海洋はその周囲にしかない、という典型的な海外型の地図である。