期せずして同じ台詞を

ここは、冒険者の酒場

ここは、冒険者の酒場


 書店でこの本を見かけた時の私と先輩の台詞。


「……五竜亭?」



 作者もコンセプトも一緒で(いい意味の)既視感にクラクラしたけど、よーくよく見ると“乙女騎士”だとかアルケミストだとか魔王少女だとか、キャラクタークラスのセレクションはちゃんと最近のファンタジーっぽいアレンジになってる。特に騎士が髭もじゃの爺さんから美少女になったのには時代を感じるなぁ。アカヒゲだけが名前が共通なんだけど、これは前作の赤髭、なんだろうか?
 第一問から「ドラゴンと戦うか否か」でこれまた見覚えあるな、と思って改めて読み返したら、五竜亭のシリーズに「ドラゴンと戦うかどうか」っていう出題はなかった。「ドラゴンを倒したら」っていうのは4巻にあるんだけど。


 この本についてはまた書くかもしれない。
 あと今巷を賑わせている例の話も書く予定。

NPC想定クラスなのか……


 ブラックスミス(鍛冶屋)追加。ますますROっぽい。FF11やDQXだと生産系のクラスは戦闘系のクラスとは仕組みそのものが別だから戦闘系クラスと並列で語られることはあんまりないので、なおさらそういう印象なんだけども。
 今回追加された生産ルールそのものは、なんというかFF7のマテリアっぽい感じ? TRPGで「心に決めた愛用の武器を使い続ける」か「入手する武器の性能に合わせて乗り換えていく」かって、割と相反する要素なんだよね。GM視点で見ると、一つの武器を使い続けられると新武器を「引き」に使いづらいっていうのはあるかも。
 ちなみに、PCが装備の性能を変えられるルールについては、昔NOVA・Rのタタラの改造ルールを使ってメチャクチャな性能の装備をコンベンションに持ち込まれた時の(それも複数回)記憶が……。