TRPGという言葉に釣られて買ったものの


 完全に遊戯王に出てきたTRPGの世界だった。つまり実プレイからはかけ離れていて、くいすたなどとは全くベクトルが違う作品。まぁ、そんな気はしてたんだが……。
 というと「実在のルール使った漫画だと出版社の許可取らないといけないからわざとそうしたのでは」という人がいるかもしれないけれど、そういうレベルじゃなく「TRPGはGMとプレイヤーでガチ殺し合いをするゲーム」という描き方をしている。つまりTRPGのパロディ漫画なんだろう、たぶん。TRPGを紹介することを目的とした漫画じゃないからこれはこれでいいのかなぁ。犬威さんの「幻想主義」みたいな描かれ方*1をされても困るし。
 ただ、どっちを読んでも多分TRPGプレイしてみようという気分にならないことだけは共通している(笑)。

*1:中途半端にTRPGのセッションシーンを描写した作品で、リアルに描いたつもりなのかもしれないけどツッコミどころが多かった。セッション中に「ナイスアドリブ!」とかいって相手褒め称えるシーンを見た時は何の冗談かと思ったよ。