まさかの

ゲーマーズ・フィールド17th Season Vol.4

ゲーマーズ・フィールド17th Season Vol.4


 気になる記事がいくつか。


 まずはNOVAで、記事の中でさらっと「ウィリアム多聞は死んだ」って書いてあるんだけど、これって既知の情報? どこで出たんだろう……私は初耳だった。浄化派が弱体化するって意味なのかな。でも記事全体を見るとNOVAではアストラルの比重が増したように読めるんだが……。昔はバサラやマヤカシはペルソナにできない(もちろん占いじじいみたいなのは例外中の例外)なんて言われてたこともあったのに、時代は変わるもんだ。
 で、ブラックハウンドの機動捜査課から千早冴子が追放されたとかも書いてある。キャストのイヌ用に使いやすいゲストは残ると思うので、レイかメモリあたりが機動捜査課長に昇格するんだろうか?


 しかし、本当に驚いたのは新版を控えたNOVAじゃなく、ブレカナの記事の方だった。ゴッダード・ツァイトラーの特集記事なんだけど、腹心の部下がメオティアの森出身のエルフだと書かれている。まさか今さらこの伏線が拾われるとは夢にも思わなかった。
 3rdエディションのルールブックにあるゴッダードの記述をどんなに見ても、この俗物がエルフと繋がっているようには読めない。ところが、実は1stエディションの記述(P158「哀しみのアルダ」参照)には「悲劇の殺戮者、エルフの少女“ディアスポラ”のアルダがゴッダードを背後から操り「ロマールの災い」と呼ばれる伝染病を流行らせようとしている」というものがある。それ以来、アルダにまつわるシナリオは何本も登場したがゴッダードが登場することはなく、エルフ氏族との繋がりを表すものはなかった(はず)。なんと12年来の伏線回収とは……。