あくまでも個人的な見解

 事情はどうあれ出版に政治が絡むのは反対(絡む方も絡む方だけど挑発する方も挑発する方、という意味で)だけど、この状況だと美味しんぼの騒動の陰に隠れて不健全図書指定の話があっさり流されそうなのが怖い。

こっちはたぶん……

長尾謙一郎「クリームソーダ シティ」未完のまま連載終了  ある“権力からの勧告”を受けた為(リンク切れ)


 一斉にツッコまれてて笑った(笑)。

 ちなみに、本当になんらかの行政機関や司法機関からの圧力なら、名前を明かして反対姿勢を見せることこそが表現者としての主張の体現方法であって「圧力だけど誰の圧力からかは明かせません」っていうんじゃ「じゃあ最初から圧力のせいだなんていうなよ」って話になる。そもそもどの機関からどんな指摘を受けたかによって意味合いも全然違うのに。
 美味しんぼの騒動とか見てると、行政機関や司法機関が存在を明かさず「この作品の連載やめてくんね? 迷惑だから」なんて便利に圧力がかけられるのであれば、こんなグダグダなやり取りが外にダダ漏れになることはない気がするんだけど。
 なんとなく、昔創竜伝の後書きで作者が「発禁になる〜発禁になる〜」って煽ってたのを思い出してしまった。あれも結局発禁になんてならなかったな〜。