オーケーオーケー、確かに私は勘違いしていた。シンデレラマスターのカバー曲集、クールジュエリーズとパッションジュエリーズ、キュートジュエリーズは3本同時発売だと思いこんでいた。発売日を1週間ずつずらして出すのは別に悪いことじゃない。それは認める。
しかし、なんでよりによって大晦日に発売なんだよ……。年末に田舎の実家に帰ったり、例のイベントで忙しい人間はどうすりゃいいんだ……。
ただ、値段はてっきり3000円だと思っていたので、収録曲がこれだけあって2000円だったのは評価できる。
君の知らない物語
奈緒(松井さん)の歌は上手い。だけど、そもそもこの曲ってトライアドプリムスの3人には似合わないと思う。この歌の歌詞は、前にも書いたことがある気がするけど──『「今夜星を観に行こう」と“君”が言った』のは、歌っている“私”にとって現在でなく、既に“過去”になっている、というのが前提だ。だから、現役女子高生真っ只中のアイドルだと違和感がある(例えばμ'sのアイドルには誰にも似合わない)。
かといって、川島瑞樹や和久井留美みたいに完全に大人のアイドルだと、これまた過去を引きずってるイメージと合わない。はっきり言えば、この歌こそまさに高垣楓のような「現役高校生じゃないけど、完全に大人でもない、子供を捨て切れていない大人」っぽいアイドルに似合う曲だと思うんだよなぁ……。
まぁ、中の人の関係で楓には難易度の高い曲を当てざるを得なかったという事情も分かるのだけれど(笑)。
メトロポリタンミュージアム
脳が蕩けそうな可愛い曲になってる(笑)。キャラとして歌ってる中の人はさすがだけど、同時に原曲を歌ってた大貫さんの凄さを改めて思い知った。あの不思議な透明感は、やはり出そうと思ってもなかなか出せるものではないのだろう。