久しぶりに目にした空


 霊夢にリヴァルは似合いすぎ(笑)。懐かしいな……。
 私が好きな、イグニッションに拳銃型のスターターを差し込んでエンジンをスタートさせるシーンまでは、さすがに東方で再現は難しいか……。

もう一人のピコピコ少年の思い出(18)


 さすがにこのゲームをプレイした時点を少年というのは無理があるけど、懐ゲーという意味ではそろそろ挙げてもよさそうだ。もうこのゲームから15年も経つのか……。

 このゲームを手に取ったのは、ひとえに「青空が綺麗だったから」だ。そしてこのゲームは、私がプレイした最初で最後のフライトシミュレーションゲームである。「敵に撃たれても墜落しない」「敵を撃っても死人が出ない」など同ジャンルとしてはかなり変わったゲームで、直接的な続編はおろか精神的な後継作品すら(同人を除いて)その後リリースされていない。
 MMD杯の動画では自分で飛んでるけど、本編ではご覧のとおりあくまでも「飛行機」で飛ぶ。その飛行機をはじめとするメカニック類にやたら細かい設定があったのも、当時琴線にビンビンきた記憶がある。当時色々あって精神的にかなり参っていた時期だったので、このゲームにどれだけ癒されたかわからない。ぶっちゃけ、PlaystationNowとやらは「このゲームをリリースしていない」という一点をもって存在価値なしと言い切ってもいいと半分くらい本気で思っているほどだ。


 先日「PS1、2時代に買ったゲームには未クリアのものが多い」と書いたが、このゲームには思い入れがあったので頑張ってクリアした。クリアしたのだが……このゲーム、見た目の割に難易度がシビアな部分もあり、途中何度か放り投げそうになった。具体的には──



 この面と──



 この面である。


 このゲーム、水平方向の攻撃の激しさに比べて鉛直方向の方が攻撃が緩やかなので、私自身のセオリーとしては相手の上空、あるいは真下から射撃しつつ距離を詰め、相手にある程度近づいたら速度を上げて脇をすり抜けていた(ただし、これをやると横に並ぶ砲台を撃破して点稼ぎがしづらいので、上の動画作成者は主に水平方向から攻撃しているようだ)。
 上に挙げた3面の「機械兵」と5面の「グランマガザン」はそれぞれ「空中ユニットではない」「本体が大きい」という理由で脇をすり抜けづらく、私自身のパターンに持ち込めなかったのが苦戦した理由である。


 一つだけ残念だったのは、機体とパイロットの組み合わせを変えられなかったこと。パイロットによってストーリーは決まってしまうのだが、クリア後のおまけでもいいから、是非ファムルートでリヴァルの機体ファントゥームを使ったり、コパンルートでファムの機体ブランシェを使ったりしてみたかった。