要するにダメってことでいいかな

Excelでも解けないノートPCの足し算と引き算

 問題を感じるとしたらキーボード内のキーの1つとして電源ボタンがアサインされていることくらいだろうか。しかも、その位置が、最上部右「F12(PgDn)」と「Del」キーの間にある。もしかしたら次の段のバックスペースキーを右手の小指で押そうとしてさわってしまい、本体をスリープさせてしまう。「^」や「\」の入力時にもその可能性がある。

 持ち運びのできるPCとして考えたときに、Core i5のモデルで約1,252gというのは決して軽いとはいえない。実際、見た目の薄さでかえって重く感じるくらいだ。

 今回の評価では出荷時状態のSurface LaptopをそのままWindows 10 Sで使ってみたが、2日で音を上げてしまい、Windows 10 Proにアップグレードしてしまった。とくに、キーアサインをいじれないこと、また、自分自身の環境に欠かせない常駐アプリが使えないのが痛かった。


 全然ダメじゃん、このマシン……。ちなみに──

 Windowsは使えば使うほど、さまざまなプログラムが勝手気ままに振る舞うため、長年使っているうちに調子が悪くなってしまうといわれることがあるが、これだけ制限されていれば、調子が悪くなるはずもない。


 これもどう考えても褒め言葉じゃないから。