これもFGOクエストもそうなんだけど、この忙しい時期に1日だけのコンテンツとか追加されても遊びきれない……。というわけで、どちらも動画だけ見て終了って感じかな。
取り返しがつかないセーブ
オートセーブで困ることって、セーブされてなくて困るというより、何かが起きた後にセーブされて、戻れないことの方が多いんじゃなかろうか(ウィザードリィの方を見ながら)。
アトラスに期待するものは……
今日、明日と秋葉原で開催されている大アトラス展。入って参りました(引用句内の写真のみリンク先より)。
最初にまず苦言を(笑)。
大アトラス展とサクラ大戦フェアが同じ会場で同時に開催されていたのだけど……入り口は分けて欲しかったなぁ。見る限り客層はあまり被ってなさそうだったし(アトラス展には女性も多かった)、私自身もサクラ大戦にはもう興味がない。ブースを突っ切るだけの人間とか、見てる方にも邪魔だろうし。
ペルソナメインの展示だろうと思っていたし、その予想は間違っていなかったけれど、アトラスがこれまで制作したソフトが全部展示されていたりしたのはなかなか興味深かった。メガテン、ペルソナ以外にもこんなに出してたのか、っていう。
人が多かったのはデカラビアが神体として祭られてるメガテン神社と、ジュス&カロが合成写真を撮ってくれるペルソナ覚醒の儀。メガテン神社は……直前に神田明神に行ってなければお参りしたかも(神田明神の守護神の一人はメガテンに縁の深い平将門)。
あと、歴代のペルソナに登場する学園の制服が展示されていた。で、秀尽学園の制服も見たんだけど……この制服、着てる登場人物いたっけか。生徒会長の真ですらまともに着てないような気がするんだが(笑)。
忘れられてなかった
そして、一番嬉しかったのが、ちゃんと世界樹のコーナーもあったこと。
よかった。忘れられてなかった。
初回特典のサントラのパッケージが、ショーケースの中にずらりと並んでいた。それを見て、新シリーズにも特典があったんだと初めて知った。1~3までは持ってたんだけど。
そして、これが出口にあった最後のコーナー。見辛くて申し訳ないが「今後のアトラスに期待するものは」ということで、来場者が各色のインクで手形をつけていくというコーナー。赤だったら情熱的とか、黄色だったら正統派とか、色によって何を期待しているかが分かるという仕組みだけど……どう見ても紫(カオス、ロック&クール)が優勢だよな……。
見た目は犬だが石油王
SSRの20枚重ねとか初めて見たぞ……。っていうか、これじゃゆかさえ(ほとんど)関係ねー(笑)。
怪盗団を信じるか?
最初「ハッハッハ、まだこんなこと言ってるのがいるよ」と苦笑して、そのあと思わず真顔になってしまった。
前にも書いたけれど「ペルソナ5の改心は洗脳ではなくて、本人の善性を呼び覚ましているだけだ」というのは、ゲーム本編ではっきりと描写されている。祐介のコープを一回でもやれば、怪盗団に出会う前から、斑目にも「善い一面」があることは明白だし、春のコーブでも奥村の善良だった頃のエピソードが登場しているのだから。
また「怪盗団の世直しが身勝手な正義感にしか見えない」と言ってる人たちは、画面左上にデカデカと表示されているカウントダウンが目に入らなかったのだろうか? 期限がきたらバッドエンドになるのだから「身を守るためにパレスを攻略するしかなかった」のである。本当に「相手を改心させるかどうか」が怪盗団の自由意志に委ねられているなら、期限など存在するはずがない。竜司がやいのやいの騒ぐから、そう思い込んでしまっているのかもしれないが、怪盗団の本当のモチベーションは「自衛」なのだ。
と、ここまでは前と同じだ。しかし、今回私はふと気づいた。
ここで「改心は洗脳」だとか「怪盗団は身勝手」だと言っている人たちの書き込みが、ペルソナ5劇中の「怪チャン」に書き込んでいる人々、メメントス最深部で怪盗団が相対した「集団的無意識」を構成する人々の書き込みそっくりなのだ。彼らはジョーカーという人物の記憶を最初から最後まで追体験しているにもかかわらず、である。
もちろん、彼ら自身はそんなこと自覚してもいないし、ゲームを一歩離れたところから批判しているつもりだろう。しかし、それは劇中の「怪チャン」に書き込んだ人々もそうではなかったか。
もし、ペルソナ5の製作者たちが、上記の点をシナリオの重大な瑕疵だと考えているなら、続編のテイザームービーで明智に「怪盗団は本当に正義だと思うか」などと問いかけさせるはずがない。つまり、これらユーザーの反応は製作者たちにとっては織り込み済みの反応だ。疑問を呈すれば呈するほど、彼らは、そして我々も製作者の術中に嵌まるのだ。
そして今、私たちはもう一度、現実世界の怪チャンを前にして、ゲーム内と同じ質問を突きつけられる。
「貴方たちは怪盗団を信じますか? Yes or No?」と。
──私はもちろんYes! である。
- 出版社/メーカー: アトラス
- 発売日: 2016/09/15
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