これいいのかな

まるで別世界、日本のゲーム市場

ゲーム倫理規定団体のCEROコンピュータエンターテインメントレーティング機構、Computer Entertainment Rating Organisation)のある幹部は、「日本の消費者は、暴力、反社会的表現や過激な性的表現を含んだものではなく、ファミリー向けのゲームを好む傾向にある」と分析する。インターネット関連企業のGMOクラウドGMO Cloud)の報告書はこの違いを「自己表現よりも現実逃避」と説明している。


 記者がどういうつもりで書いたか知らんけど、こういう風に並べたら「海外(欧米だろうなぁ)では暴力、反社会的表現や過激な性的表現が自己表現で、日本ではファミリーゲームが現実逃避」って読めちゃうと思うんだが。いいのかこれ(笑)。
 前にも書いたけど、ガラパゴス現象ってハードに使うのはわかるけど、ソフトに使うのはすっごい違和感あるんだよね。日本製のものが日本で一番売れる、海外製のものが海外で一番売れるって当たり前じゃん。日本の作家の本が日本で一番売れたってガラパゴス現象とは言われないはず。なんでゲームだけ工業製品みたいな扱いをされるんだろう。不思議でしょうがない。

とりあえずそこでインフィニティブレード3はやめろ

故・任天堂山内溥氏「携帯電話が進化したら携帯ゲーム機は要らなくなる」


SCE吉田氏「スマホは、携帯ゲーム機市場に極めて酷い悪影響を与えている」


 先日も取り上げた内容を別の視点で。
 私は現状スマホが「携帯ゲーム機を代替するデバイス」にはなり得ていないと思う。いかにスマホの性能が上がろうと、操作性の難はどうしようもない。で、スマホのゲームもここまで進化したって「インフィニティブレードシリーズ」を取り上げるのがもう定番みたいになってるけど、これも前にも書いたようにあれはRPGとかじゃなくて「超高画質の“パンチアウト”」だから、キルゾーンやモンハンと比べるようなものではない。
 ただ「スマホが、かつて携帯ゲーム機を遊んでいた時間を別の用途に使わせている」というのであれば、それは納得がいく。「移動中の電車内でゲームする代わりに動画を見る」「移動先での暇つぶしにゲームをしないでネットを見る」そういう意味では「携帯ゲーム機を買っていた人がその代わりにスマホを使う」のではなく「スマホを持ったからゲーム機を使わなくなった、ゲームをしなくなった」という意味で「悪影響を与えている」という言い方ならわからなくはない。

魂の澄んだいい剣だ、だがもはや普通の剣では通用しない

アニメの挿入歌が流れるシーンで「うおおおお」ってなったやつ教えれ(リンク切れ)


 時をかける少女の「変わらないもの」はよかった。
 あと記憶に残ってるのでいうと(作中人物が自分で演奏してる「けいおん」を除くと)、全然掲示板では挙がってなかったけど(たぶんマイナーすぎて)「ロードス島戦記」と「クリスタニア」はTRPGが元ネタの作品で、たまたま両方とも挿入歌が素晴らしいという共通点があった。シーンとしてみるとロードス島戦記の方は「ローフルブレードとソウルクラッシュを二刀流にしたパーンがディードリットの閉じ込められている結界に向かって崖から飛び降りる」という、よく考えると割と意味不明な状況なんだけど(笑)。



 クリスタニアの方はもう、ストーリー上も超燃えるシーン。水野氏の作品の中でも一番好きな作品の一番好きな場面だ。



 この二曲目。「陛下を返せ!」と「ピロテース、我が魂を救え……!」は、ロードス島の頃からの二人を知っているだけに最高に泣けた。歌詞もぴったりすぎる。