気になるゾンビ


さんかれあ(1) (講談社コミックス)


 「これはゾンビですか?」とか、最近ゾンビものって流行なんだろうか。タイトルの「さんかれあ」ってのが意味がわからなかったけど、これはヒロインの名前で話の内容とは関係ない。
 で、古今東西、反魂の法を試みて成功した試しはないというのが世の倣いなんだけど。


 飼い猫を生き返らせようとする主人公より、ぶっちゃけ古井戸しか友達がいなくて毎晩毎晩古井戸に絶叫するヒロインと、毎年誕生日に娘の全裸写真を撮影してる父親の方の方が怖いだろ。


 とにかく登場人物にまともな人間が一人もいない。唯一主人公の幼馴染っぽいのがまともそうに見えるけど、留守中に人の家の風呂に勝手に入ってるとかやっぱり普通じゃない。
 とはいえやっぱり自分で自分の腹を縫合するヒロインの方がダントツでおかしいが。ゾンビ猫のばーぶを可愛いと感じたら負けだと思ってる(キリッ
 2巻以降どういうに話が展開するのか想像できない……。



 「妖狐SS」「さんかれあ」とヒロインキャラのイラストだけを見て買ったんだけど、なんかその……方向性が想像していた方向とちょっとズレていた。これはこれで面白そうではあるけども。
 ……ホラーは苦手なんだよ……。


追記:よく見たら、さんかれあの表紙に「ヒロインはゾンビだ」って書いてあるな。よく見ろって話ですね、はい。