QWK(急に 話題が きたので)

 今日は本当は別のことを書こうと思ったのだけど、友人から話題を振られたので、先にそれに返答しようと思う。


 先日「涼宮ハルヒの消失」を見たというエントリを書いた時、私が貼ったアマゾンのリンク先がDVD版になっていたことに気づいた方が、もしかしたらいるかもしれない。そう、私が買ったのはDVD版だ。
 なぜブルーレイ版でなくDVD版を買ったかというと、結論からいえば「再生用の機械がPS3しかないから」である。


 私は、音楽も動画もそうなのだが、あまり画質や音質にこだわらない。超高画質の映画を1本見るくらいなら、同じ値段で低画質でいいから映画を2本見たいと思うタイプだ。


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 エヴァンゲリオン・破が発売された時にブルーレイとDVDを見比べてみたのだが、私には違いがよく分からなかった。テレビがHD対応でなかったせいかもしれない。やはり、以前にHD対応のテレビの購入も人に勧められたことがあるのだけれど、あれこれ迷った挙句結局やめてしまった。HD対応のテレビ、ディスプレイには大型のものしかなく、私の部屋で使えそうな小さめの大きさのものがなかったからだ。
 例えば、世間で据え置き機はHD画質のPS3やXBOX360、携帯機ではPSPが主流になっていても、私はPS2ソフトやニンテンドーDSの画質に大きな不満を感じていない(3DSで画質が向上するのであればそれはそれで楽しみではあるが)。改めて聞かれて理由をいろいろ考えたのだが、もしかしたら、昔から私が携帯性の高い、つまり小さいAV機器やPC類を好んで使っていたせいがあるのかもしれない(画面が小さいと、画質の良い悪いの差が出にくいのだ)。
 もちろん、消失のDVD版とブルーレイ版では携帯性はまったく変わらないし、両方ともPS3で見れるという点は同じだ。しかし、私の家には今、ブルーレイの再生機がPS3、1台しかない。PS3に何かあると(もしくは何か別のことに使っていると)ブルーレイは見れなくなる。逆に、DVDなら再生できる機械が全部で5台あり、うち1台が壊れても、他のどれかで再生ができる。特に私はDVDを見る時ほぼPCを使い、何かの作業やブラウジングをしながら動画を見ていることが多いので、ブルーレイだとそういう場合ちょっと困る。たぶん私の環境が完全にブルーレイに移行するのは、PCをブルーレイドライブ搭載のそれに買い換えた後のことになるのではないかと思う(もちろんこれは、ブルーレイドライブにDVDドライブの下位互換性があるから成立する話なのだが)。
 ちなみに余談であるが、根が臆病だからか小心者だからなのか、DVDプレイヤーだけでなく、例えばFF11をプレイするために使うハードも、1台ではなく2台あり、片方に何かあった時にはもう片方の機械でログインできるようにしている(まぁ、FF11の場合は画面の向こうで人間が待ってることがあるので、DVDプレイヤーとは事情が少し違うが……)。


 私はたぶん、保守的なオタクなのだろう。今まで散々エントリにも書いてきたことだが、未だにシグマリオン3を捨てられず、MDプレイヤーを使い、フィーチャーフォンを愛用している。
 もしかして私は相当変わり者なのだろうか……と思っていたのだが、別の人とPSの接続方式の話をしていたら、たまたま似たような話題になった。


「いや、俺って画質のよさとか、全然こだわらないタイプなんだよね」


 聞き覚えのある台詞に、思わず「いや、でもさすがにRF接続はちょっと」という言葉を飲み込んだ私である。