こちらもほのぼの


 1・2巻を取り上げたときには「コロボックル」と書いたけど、3巻を読んでてぼんやり思ったのは、主人公が「小さな生き物」で、その周りにいろいろな種類の動物や架空の種族が「等身大の存在として」わらわらっと出てくるあたりはムーミンシリーズのイメージにも似てるな、と。主人公の片方が元々旅ガラスで、旅の途中で見知った色々な事象やテクニックをもう一人の主人公に語り聞かせる辺りとかもなんとなく、ね。
 ただ、3巻最初のエピソードのキーアイテムが「お酒」だったのはやっぱり東方を連想したな(笑)。