ホラーよりも恐ろしい


 ままゆといえば鬱系のヤンデレか、それをギャグ風に捉えたコミカルなものばかりと思っていたけど、これは面白い。タイトルには「佐久間まゆの推理」とあるが、本人は恐らくそれを『謎』とすら思っていないのだろうというのが、ままゆという人物の本質を端的に良く表している。
 この作品にしても「高垣楓と歩く夜」にしても、ヤスミツPの作品は雰囲気がいいんだよね。