ひときわ目を引いたのが、ゲーム電卓である。近くにいた40代の男性や女性は「懐かしい！」と興奮した様子で手に取っていた。 20代の筆者は懐かしいという印象は持たなかったが、この商品が今の時代の雑貨屋に置いてあってもなんの違和感もないと感じた。今見ると、むしろ“おしゃれ”なデザインである。
この記事を読んで「お、一回見てみたいな」と思い立った。というのも、ここ最近数箇所のゲーム展を見てきたが「ゲーム付き腕時計」（ゲームウォッチではない）と「ゲーム付き電卓」の実物を見る機会は一度もなかったからだ。特に電卓の方は、当時電卓そのものを使う習慣のない学生だったため、本当に実物を見たことがない。
というわけで興味津々だったのだが──
「休日は混みそうだから平日の代休の取れた日にでも行ってみるか」と思っていたが、甘過ぎた。この記事を読んだ時点で、既に限定開催の期間全ての予約が埋まっていた。元々個人宅を改装しているためか、恐らくそれほど人数が入れない施設なのだろうと思うが、しかし凄い人気だ。同じことを考えた人たちが結構いたということだろうか。常設なら一度見てみたかったけれど……残念だ。
