最終章ほか

 ガルパン最終章のディスク版発売と、それに合わせて関連書籍が3冊。
 とりあえず、3冊とも西住しほと島田千代が登場するのは、需要を反映していて笑ってしまった。



 BC自由学院の面子はまだ出てこないか……と思ったら、それはどうやら下の一冊のせいのようだ。



 劇場版アンソロと同じ「ハートフルタンクアンソロジー」のタイトルがついてはいるが、中身は実質TV版時代に出てた学園別アンソロジーのBC学園版とでも呼ぶべきもの。冒頭の「押田がマリー・アントワネットの子供のことを調べてしまい、数日学校を休んだ」は、これルイ17世のことだよね?(マリー・テレーズはそんなに不幸じゃなかったはずだし) 確かにWikiipediaの項目だけでもブルーになるし、気持ちは分かる。
 それと、巻末近くのMatchさんの「戦車のおばさん」(島田千代)のエピソードは……これ単体だと実に微笑ましいエピソードなんだが、私Matchさんが描いたしほと千代の同人誌(「この女には負けたくない」)持ってるんだよね……(笑)。これを同一世界線の話だと仮定すると、ちょっとその、あれだ(笑)。やることやってるんで……。



 前2巻と同じく「劇場版の舞台裏でいろいろあった」的な物語なんだけど……。一番印象に残ったのは、しほが杏に向かって「(今回の自分と同じように)みほもこうやって巻き込んだのか」と質すシーン。これ、杏以外の誰かだったら、涙目で土下座案件だと思う。やっぱり会長は強いわ。
 あと、試合前に役人が千代に向かって(小説版と同じ)大洗廃校の理由を明かし、それに対して千代がコメントを述べているのも本編と大きく異なっている。全般的に、試合前が掘り下げてある感じ。