現れた新星


 そして9801Nを上回る衝撃だったのがVaio505だった。これがPCだって!? 見た目には本当にもうノートそのものと言っても大袈裟ではないサイズで、しかも全体がメタリックパープルという、それまでのPCの常識からは大きく外れたカラーリング。実はその前にもう薄型ノートはあったのだが、高すぎて買えないレベルだった。それがここまで薄くて、普通に使えて、しかも手の届く値段! 何もかもが驚きの連続だった。