友人に聞かされ、驚いて言葉を失った。
エルミナージュシリーズの実質メインデザイナーだった小宮山氏が星魚を離れたらしい。
どことなく世界樹の1を思わせる展開だけど、他のゲームの実績で信頼の厚いアトラスと携帯ゲーム版KOTYにノミネート作品を輩出してしまった星魚という違いがある。
先日も少し書いたが、WIZ系のゲームは作るのに予算もマンパワーも必要としない代わりに、センスが必要だ。ゲームのバランスを取るセンスが。ほんの少し数値の匙加減を間違えただけで神ゲーがクソゲーになる。エンパイアやアステリスクで星魚は痛いほどそれを思い知ったはずではないのか。
星魚が金の卵を産むガチョウを殺したのかどうか。それは「次」のエルミナージュで分かるだろう。小宮山氏が去った後のエルミナージュが惨憺たる出来になったとしたら所詮星魚はそこまでの企業ということだし、逆に世界樹3のようにシリーズのエッセンスを生かしつつ次に繋げられるような作品を作り出せるならメーカーとしての実力は本物だったということになる。
さて、運命の天秤はどちらに傾くだろうか。