新フォーチュン・クエストII (1) 僧侶がいっぱい! (上) (電撃文庫)
- 作者: 深沢美潮,迎夏生
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/04/10
- メディア: 文庫
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書店で見かけたとき我が目を疑った。まだ新刊が出ていたとはまったく知らなかった。
で、あらすじを見てもう一度驚愕。
iイ彡 _=三三三f ヽ !イ 彡彡´_ -_=={ 二三三ニニニニヽ fイ 彡彡ィ 彡イ/ ィ_‐- 、  ̄ ̄ ヽ し ま f彡イ彡彡ィ/ f _ ̄ ヾユ fヱ‐ォ て る f/ミヽ======<|-'いシ lr=〈fラ/ !フ い で イイレ、´彡f ヽ 二 _rソ 弋_ { .リ な 成 fノ /) 彡! ィ ノ ̄l .い 長 トヾ__ら 'イf u /_ヽ,,テtt,仏 ! : |l|ヽ ー '/ rfイf〃イ川トリ / .: r!lト、{'ー‐ ヽ ´ ヾミ、 / : / \ゞ ヽ ヽ ヽ / ./ \ \ ヽ / /〈 \ ノ
まだマッパー兼詩人とか農夫とかやってたのか……。しかもパステルって「吟遊詩人」じゃなくて「詩人」なんだよね。記憶にある限り(相当昔の話だけど)楽器弾いてるの見たことないし。
いや、そういうのバリバリ成長していくような作品じゃない、強くならないのがいいのだっていう人もいるだろうけど(というかそういうファンの人しか残ってないだろうが)、精神的な面で見ても、クレイとかノルとかパットンあたりが多少なりと成長してるように見えるのに、語り手であるパステルがまったく成長を感じさせない*1のは作品としてどうなのかという気がする。きっかけこそ仕方なく冒険者になったとはいえ(両親がモンスターに殺されたという理由)、現実時間で冒険開始から25年も経ってるのに、いまだに剣も弓も下手のまま、心情描写も1巻と大して変わらないんじゃ、冒険生活から何も得てないってことになっちゃうだろ……。
まぁ、青の騎士のシリーズとか見てると、パステルが成長しないのはむしろ筆者の描写力の問題のような気もするんだけど。