もちろん最初はあのゲーム

途中でクリアを諦めたゲーム37.6%「スーマリ」「ドラクエ」「魔界村」


 私は生まれて初めて買ったゲームをクリアしていない。これは前にも書いたけれども、「フラッピー」というパズルゲームの話である。全200面というのが売りのゲームで5面までしかクリアできなかったので、ゲーム全体のうち2.5%しかプレイしてないことになる。入り口で放り出したと考えると、ゲーマーとしてはいささか情けない話だ。
 その代わりといってはなんだが、ゲームボーイとPCエンジンGTで買ったゲームは飽きるほど遊び、全てクリアした。もっとも、あの小さい画面で今もう一度メルヘンメイズワンダーモモをやれと言われたら無理かもしれない。
 MSX版のマスター・オブ・モンスターズや、二人がかりでファイナルファンタジータクティクスがクリアできなかったことを考えると、どうも頭を使うゲームが昔から苦手らしい。シミュレーションゲームやパズルゲームでクリアした記憶のあるゲームはほとんどない。SRPGも含めてだ。その反対に、RPGでクリアできないゲームが出てくるのは時間のない社会人になってからだ。オンラインゲームをプレイするようになってからはその傾向に拍車がかかり、最近ではむしろクリアするまでプレイするゲームの方が少ない。格闘ゲームくらいだろうか? それすら、隠し要素をコンプリートするまでやり込めないことがしょっちゅうだ。

 プレイするのに時間がかかるという理由ではなく、単純に難易度のみを理由に、購入したにも関わらず最後までクリアできなかったゲームとなると、印象に残っているのはこのゲーム、斑鳩である。



 このゲームだけは、クリアできなかったけど買ったことを後悔しなかった。