懐かしいアイテム

第三の味覚! 狙われたお菓子の国 (2016/10/19 更新)


 毎年、あんまりハロウィンのイベントには参加してこなかったんだけど、今年は報酬に釣られて参加してしまった。
 といっても、格別カッコいい装備とか可愛い扮装とかではない。
 これだ。


(画像はこちらから。私のPCの画像ではありませんので念のため)


 DQXの場合、身に着ける武具の他に「傘」を装備する部位がある。色とりどりの傘を装備して街中を闊歩する人々を最初見た時には、正直「冒険者が傘はないだろう傘は……」という印象だった。
 例えば、これはまだ今のように曖昧(笑)になる前の、一番古いロードス島戦記OVAの冒頭シーンである(5分前後)。


https://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=768


 もちろん誰も傘など差しておらず、フードで雨を防いでいる。そもそも今の構造の傘ができたのは18世紀頃だそうだから、中世ファンタジーには厳密な意味では雨傘は存在しないし、ましてや冒険者が日傘を差すのもどうかという気がしていた。
 ところがこの部位、傘以外のアイテムが登場し始めてから俄然面白くなってきた。
 最初は人形だった。もちろん冒険者には傘以上に人形なんて似合わない。が、この構造ならちょっと弄れば魔法使いの使い魔あたりが作れるのではないかと期待が持てた。
 続けて「バックパック」「たいまつ(ゲーム中では「火付け棒」)」そして「ランタン」とくれば、CD&Dから始めたオールドゲーマーの琴線に触れるものがあるのではなかろうか。
 いや、TRPGには縁のないオールドゲーマーであっても、たいまつには感慨深いものがある人もいるだろう──そもそもDQ1には「薄暗い洞窟」と「たいまつ」が登場していたのだから。