うどんをうつアライさんならぬ


 パスタを打つかばんちゃんが出てきて吹いた。けものフレンズのアンソロも、段々定番になってきた感じが。今回は動物(とそのフレンズ)の紹介があったのもポイント高い。



 待望の鳥のフレンズは「せんぱいのけもの」ということで、爬虫類などとセットでの紹介となった。
 鳥のフレンズだけではなく、インタビューから対談から見所満載だった。特に気になったところを何点か。


 一つは、アプリ版でフレンズだったのにアニメでは石版になっていた「四神」。あれは設定資料に「人としての姿を保てなくなっている」とはっきり書かれていた。つまり元は同じものだったのだろう。

 それと、前に書いたエントリに誤りがあったのでお詫びして訂正する。ネクソンのアプリ版のフレンズは全て吉崎観音さんがデザインしたものではなく、そのうちの何人かはネクソンフレンズと呼ばれ、絵柄を似せて別のスタッフが描いたフレンズなのだそうだ。そして、吉崎さんはそれらを一つ一つリライト作業しているのだという。それも大変な作業だが、それはそれとして勘違いは勘違い。ごめんなさい。

 同じ吉崎さんのインタビュー記事だが、思わず唸らされる内容が多かった。特に、ケロロ軍曹で大ヒットを経験しているだけに、今回のヒットをかなり客観化して見ているのは興味深い。特に、作品への視聴者の興味が一定の閾値を越えた時、製作者たちの想像を超えたブームが巻き起こる、という話については、ガルパンも追いかけていただけに頷けた。
 世の中には優れた作品も多くあるがこのような現象が起こることは稀で、それはもう運というしかないわけだけど、運を掴む手前までの部分で細やかに神経を配っていたことは読み取れた。それらの配慮をしても必ず成功するとは限らないが、していなければ恐らく幸運すら掴むことはできなかったはずだ。思えば、最初あれだけ酷評されたにも関わらず、関係者の誰も後の炎上に繋がるような反応を残していない。それもまた心配りの一つだったのだろう。さすがというしかない。

 それはさておき、とりあえず私はハクトウワシオオタカが見れただけでも満足だ(笑)。