海都アーモロードの空は暗い。

 さて、前述のとおり、攻略とかについては特に書くことがない。なので、ここからはマイギルドの妄想などを垂れ流してみようと思う。妄想設定なので生暖かくスルーするように。
 すれ違う人がいるかもしれないので詳細は秘密(元ネタは某TRPGです)。


ギルド“刻まれし者”



プリ子(1Pアナザーカラー)
 海都アーモロードに程近い小国連合に属する、とある王国の姫君。
 生まれは騎士の家系で王位とは縁遠かった。ところが彼女が生まれて間もなく王国で叛乱騒ぎが起き、王家は断絶、王位継承権で上位にあった貴族たちが軒並み叛乱に連座して処刑、追放、逃亡した挙句、あれよあれよという間に継承者として祭り上げられてしまった。本来なら王家に養女として引き取られるのは姉のはずなのだが、エトリア、そしてハイ・ラガードに武者修行の旅に出て行方がわからなくなっているため彼女が担ぎ出された(姉というのは前作パラ子のこと。なお、彼女は四姉妹の次女である)。
 ただ、継承権順位が低かったため彼女を認めていない貴族も多く、アーモロードの危難を払って名を上げるか、王位継承の証である王権の指輪の行方の手がかりを探そうと海都へやってきた。


ファラ子(2Pアナザーカラー)
 プリ子の一族に仕える騎士。領地を持たない放浪騎士の類である(ファランクス/重装歩兵なので出身は歩兵)。一族に絶大な忠誠心を抱いているが、忠誠の対象はプリ子の姉もしくは両親に捧げられており、年下のプリ子には姉のように接している。プリ子がいないところでは言葉遣いがぞんざいになり態度も荒っぽい。思い込んだら一直線のプリ子のストッパー役である。


モン子(1Pアナザーカラー)
 前作バド子の双子の姉。強運に恵まれ外見に似合わず頑健だった妹と違い、運が悪く生まれつき身体が弱い。東洋伝来の気の修行をして体を鍛えようと修道院に入ったものの、他人を癒す技しか覚えなかったという要領の悪い性格。
 放浪癖のある妹の武勇伝に憧れてプリ子の探索行に同行しているものの、持ち前の不運のせいでしばしば敵に殴られては気絶し、治療院に担ぎ込まれる。


ウォリ子(1Pアナザーカラー)
 ファラ子の傭兵時代の戦友。戦力不足を嘆いたファラ子に口説き落とされてプリ子に同行しているが、基本的にはあまり深いことを考えない性格で、思いっきり身体を動かせればそれでいいというタイプ。深刻になることは滅多になく、パーティのムードメーカー的存在である。


ゾディ子(1Pアナザーカラー)
 普段は寡黙で無愛想だが、自分の興味のあることになると俄然物凄い勢いでしゃべりだす変わり者の魔術師。自分のことはほとんど話さないため、お人好しのプリ子はともかくファラ子からはあまり信用されていない。
 実は、誰も気づいていないが前作のカスメ子本人である。アルケミ子から魔術を学び、実践の場を求めてアーモロードへやってきた。ファラ子や街の人間が「ハイ・ラガードとエトリアを救った伝説の冒険者たち」の話をしても、自分からは何も言わない。ショーグン子の秘密を知る唯一の人物である。



ビーキン子(2Pアナザーカラー)
 「偉大なる獣」を奉ずる一族の族長の娘として生まれたが、偉大なる獣が人間(前作のガン子)によって倒されたため仇を討とうと、森を出てアーモロードにやってきた。しかし半分は自分の好奇心のためである。基本的に人間社会の常識の類は一切なく、パーティメンバーは天衣無縫な彼女にひたすら振り回されている。


ファマ子(1Pアナザーカラー)
 森にほど近い田舎の村で育ったビーキン子の幼馴染(に近い存在)。ビーキン子が旅立つと聞いて慌てて同行してきた。森の掟と人間社会の常識の両方がそれなりにあるため、ビーキン子の手綱を引く役目である。
 本当は、本人は知らないものの叛乱から逃れるため王国を離れた元王家の血筋に連なる人間で、王権の指輪を所有している(そして、ビーキン子のお小遣いのために指輪を質に入れようか真剣に悩んでいる)。


パイレ子(2Pアナザーカラー)
 アーモロードの近海を根城にする海賊の首領の娘。義賊を気取っており、非道な行いには手を出さない。なぜか「ノーブレスオブリージュ」という言葉を頻繁に口にする。ビーキン子に同行するのも、悪徳商人の船を襲ったつもりがビーキン子とファマ子の乗った旅客船で、しかも彼女達の窮状を知って義務感に駆られたから。
 皮肉なことに、彼女は王国で叛乱を起こして追われ、海賊に身をやつした貴族の子女である。つまりファマ子、プリ子とは宿命の敵対者であるが、今だそのことには気づいていない。


バリス子(1Pアナザーカラー)
 ファラ子、ウォリ子の傭兵時代の戦友。3人の中で一番世故長けており、銭勘定にうるさい。ウォリ子がファラ子に誘われアーモロードに向かったと聞いて慌てて後を追ってきたが一歩遅く追いつけず、以後プリ子のパーティとはすれ違いが続いている。パーティ随一の常識人であり、突っ込み役。


シノビ子(1Pアナザーカラー)
 バリス子が傭兵時代に情報屋を勤めていたシノビ。忽然と姿を表し忽然と姿を消す上にいつも仮面を被っているため非常に胡散臭く見えるが、生来のうっかり属性のためバリス子からはむしろ組みしやすい商売相手と見られていた(そして本人はまったくそのことに気づいていない)。
 実は前作ブシ子の従姉妹にあたる。情報通なのは姿を消したブシ子の行方を探すため、情報を集めているからである。ビーキン子のパーティがアーモロードで探索を始めると聞き、最初は興味なかったものの、ブシ子と似た太刀筋を使う人物が現れたことを知って同行することとなった。


     ◇


ショーグン子(2Pアナザーカラー)
 プリ子とモン子のことをよく知っており、指輪からファマ子の正体を見抜き、パイレ子の出身も察しており、前作ブシ子によく似た太刀筋の剣を操る謎めいた人物。実はブシ子に剣を学んだ前作パラ子本人、つまりプリ子の実の姉である。自分自身が王家を継ぐ気は毛頭なく、正体を明かせば王位継承をめぐって争いになりかねないため自分が何者であるかは秘密にしている。
 エトリアとハイ・ラガードの危機を救った後、アーモロードの危難を知って駆けつけたが、妹が(そしてかつての仲間も)奮闘していると知って見守っている。