2011年のまとめ・後半

 さて、豊作だったアニメに比べて……という話になってしまうのだが、ゲームの話である。このブログをずっとご覧になっている方ならたぶんお分かりだろうが、実はこの一年、格闘ゲームを除いてほとんど新作のゲームを遊んでいない。エルミナージュ1、2とドラクエ9くらいである。
 ディスプレイを占有してしまうため、据え置きのゲームをほとんどやらなくなってしばらく経つのに加え、携帯用ゲーム機の世代交代が重なりソフトメーカーも様子見っぽい雰囲気だったことが大きい。しかも新世代携帯用ゲーム機、3DSとVitaは端から見ているとどちらも順風満帆な船出には見えず、ローンチで買いたいソフトがどちらも1本もないという状況だった。
 どちらも今後に期待、である。


ノーラと刻の工房 霧の森の魔女

ノーラと刻の工房 霧の森の魔女


 今年買った数少ないゲームの一つがこれ。まだ解いてないけど……。エルミナージュ3が3DSで出たら買うんだが……。

オンラインゲームについて

 本当に、作品への評価というものは1年で大きく変わると痛感させられる。去年は「FF14は駄目だったけどFF11に期待」というエントリを書いたが、今年は「てこ入れが入る新生14の方が今の11よりまだマシなんじゃないか」と思えるくらい11の運営は酷かった(とはいえ、最低限のことすらしない/できない凡百のオンラインゲームよりはそれでもはるかにマシではあるのだが)。
 これから展開される予定のPSO2やDQ10がどのような出来になるのか、前作をやった身としてはむしろそちらに興味津々である。

TRPGについて

アリアンロッドRPG 2E ルールブック(1) (富士見ドラゴン・ブック)

アリアンロッドRPG 2E ルールブック(1) (富士見ドラゴン・ブック)


 こちらは年末に滑り込みで飛び込んできた久しぶりのNOVAサプリの発売が一番の大ニュース……と言いたいところだけれど、やはり「アリアンロッドの版上げ」が一番大きなニュースだった。
 版上げに際して尖っている部分をどうするのか、残すのか削除するのか等々凄く興味があった。結果的にはバランスを取る方向で修正してきた訳だけれども。個人的には、このままアルディオン中心の展開が続くとますますブレカナの影が薄くなりそうなのがちょっと残念だが……。
 ここでアルシャードも版上げするという話だし、次こそNOVAの番ですよね!

ニコニコしてますか?

 さて、最後になるがこのブログで紹介することが多いニコニコ動画について。こちらはこの一年で私には大きな変化があった。
 これまで格闘ゲームとしての翠夢想、緋想天、非想天則くらいにしか東方に手を出していなかった私が、ついに東方にハマってしまったからだ。理由は「アイマス公式に愛想が尽きて違うジャンルを探していたから」であり「かつて自分が追っていたジャンルの作り手たちが大量に流入しているジャンルだから」でもある。
 きっかけはこの動画だった。



 東方ジャンルはニコマスよりも「なんでもあり」で、私としては生理的に受け付けない作品も多いのだけれど*1、この通称「文フラの人」*2のシリーズはほのぼのでちょっとほろっとさせる感じの匙加減が実にいい。もちろんこれも二次創作なのだが、その出来の良さは再生数が証明している*3
 この作品のお陰で、私は他のいろいろな東方作品に触れる機会をもらったといっても過言ではない。

http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im1681185

*1:残酷系、グロ系は基本ダメ。ニコマスにはほとんどない分野なので、最初は驚いた。

*2:射命丸文フランドール・スカーレットが一緒に取材に出かけるシリーズなのでこう呼ばれている

*3:もっとも再生数だけしか見ないと「五大老が舞いーニョ」とかも名作になってしまうのでアレだが(笑)。