ケイオスリングス3は望み薄か(シグマではなく)

【東京ゲームショウ2013】スクエニ安藤武博氏を中心にギリギリの話が連発した貴重なビジネスセッション「ブラウザとネイティブのぶっちゃけトーク(仮)」


 なんかやっぱり、一時期の「スマホゲームが家庭用ゲームを席巻して駆逐する」みたいな論調とは外れてきているような。あれだけ「ゲーム設計のポイントは面白さじゃなくてどこで金を使わせるか」だとか言ってた割に、上のインタビューを見ると「ゲームが売れなくなったら元の業種に戻ります? どうします?」なんていうやり取りまであって、それだけでも一時期のバブルは弾けたのかな、という気がする。
 ユーザーもバカじゃないから、面白さが同じくらいのゲームがあったら当然課金が少なくても楽しめる方のゲームやるに決まってる。何よりパズドラでトップを走ってるガンホー自身が「ヒット作に方程式はない」「売れたのは偶然」って言ってるし、制作費も高くなる一方。
 これでまともな競争原理が働くようになり、阿漕な支払い方法さえ何とか改善されれば、家庭用ゲーム機と棲み分ける一つのゲームのジャンルとして確立されたと言えるのかも。そこに至るまでのハードルは高そうだけれど……。