またしてもPC不調

 最近祟られているのではないかと思うほどPCの不調が続いている。まさかPCを買い換えても続くとは……。それが購入PCの初期不良などではないのがまた複雑な心境である。

またしてもHDD

 今回のきっかけは、とある音楽ファイルを再生していると突然ソフトが強制終了してしまう現象から始まった。最初は再生ソフトの不具合かと思っていたのだが、違うソフトで再生しても症状が治まらない。よくよく観察してみると、ソフトが終了する瞬間USBコネクタ機器を抜いたのと同じビープ音がし、直後にまた再接続したような音がする。
 ググってみると、USB3.0では省電力のため時折機器が接続・再接続を繰り返す症状が出ることがあるらしい。早速この設定をオフに変えてみる。それでも症状は変わらなかったため、全ての3.0コネクタから機器を抜き、2.0コネクタに繋ぎ直してみた。
 だが、まだ症状は変わらない。つい最近データを失ったばかりで嫌な予感がした私は、念のために全てのファイルを退避させようと試みた。
 しかし、これが難事業だった。この間、まさにデータ消失がきっかけでバックアップを取ったばかりであり、退避といってもその後更新されたファイルだけ。それほどの数はなかったのだが、ファイルにアクセスしようとすると切断→コピー失敗→再接続を繰り返す。酷いと数分おきに切断する有様で、どうやら今まで症状があまり出ていなかったのは当該ドライブへのアクセスをあまりしていなかったせいらしいと今更ながらに気がついた。
 この間HDDを買ったばかりなのにうんざりする話だが、躊躇しているとまたファイルが消失する可能性がある。慌てて電気屋に走り、HDDを買い足してデータを移送した。ただ妙だと思ったのは、この間と違ってファイルのプロパティを調べるなど短時間のアクセスでは正確な数字が返ってきており、データが消失している様子はまるでない点だった。

本当の不良箇所は……?

 ところが……である。データ移送の後にふと思いつき、USBケーブルを取り替えてみると……なんと、元通り正常に動作するようになったのだ。コネクタの抜けかけなどは散々確認したので、断言はできないものの恐らく、ケーブル内部でどこかが断線しているか、接触しているのだろう。今までまったくなかったに関わらず突然発症したのは、たぶんPC入れ替えの際に周辺機器のレイアウトを動かしたのがきっかけになったと思われる。
 やれやれ……拍子抜けといえば拍子抜けだし、安心したのは確かだけれど、HDD自体はもう買ってしまった後。それなりに年数も経っているドライブだし、折角なのでこのまま活用し、元のドライブを今日時点のバックアップドライブだと思うことにした。データの移送前に気づいていれば予備に回す手もあったのだが……。

そしてまたしてもやらかした

 それと、今回もまたやらかしたのでもう一回備忘録として書いておく。「大容量ドライブをFATからNTFSに変換する際は、必ずコマンドプロンプトを管理者モードで実行すること。でないと実行後にCRCエラー(冗長性エラー)が発生する