- 作者: 銅大
- 出版社/メーカー: ファーイースト・アミューズメント・リサー
- 発売日: 2015/03/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
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なんでこのサムネイル白黒なんだ……?
それはさておき、追加サンプルキャラが2人。私が待っていた鬼人(ワンダラー)と呪紋使い。今回はSF然としたクラスとファンタジーっぽい要素を含むクラスで基本・追加を分けたんだろうか。追加クラスは5つあるので、できればもう2人くらいサンプルがほしかった。
で、ルールとしてはFS判定が追加。これもうFEARのTRPGでは定番のパターンっぽいけど、ことEOGについてはFS判定よりシナリオクラフトを先に追加した方がよかったんじゃないだろうか。
前にも書いたが、ファンタジーと違って、スペースオペラというジャンルは今参考にできる作品が非常に少ない。だから「スペースオペラの定番ってどういう話?」という疑問が生じる。これは私自身が、もし「コンベンションで見ず知らずの人間とEOGのセッションやるからマスターやれ」と言われて、同卓したプレイヤーたちがみんな若い人たちだった時、相手にどう説明すればいいのか、と思案した時に真っ先に浮かんできたことだった。*1
FS判定には例示されているパターンはあるので個々のシーンは思い浮かんだとしても、あとは本書前半のリプレイくらいしか参考にできるストーリーがないのは辛い。色々なスペオペ作品の要素が再現できるよう工夫されているのはわかるのだけれども……。