この作品は25年前に初めて発売されたRPG『エメラルドドラゴン』の世界の先を私が独自解釈で描いた、新たな続編としての物語。
まずは一歩を踏み出し、その一歩から波が広がり、やがてこの作品が続編ではなく一つの物語として認知されれば、著作権での問題を避けることができ、企業が二の足を踏む壁を無くす事も可能となるでしょう。
……うん? 認知度が広まれば著作権を無視できるって言いたいの? そんな実写版パ○レ○バーみたいな真似許されないと思うけど……。
読めば読むほど、エメドラの続編にしたいのか独立した作品にしたいのか(あるいは両方の都合のいいところだけを利用したいのか)わからないんだが、企業が二の足を踏んだってことは、今エメドラの続編作っても売れないから出さないって判断されたってことだよね?
ドルアーガやワルキューレ級のメジャーなレトロ作品や、つい最近までアーケードで稼動していたヴァンパイアクラスのゲームですら続編出ないのに、今さらエメドラの続編を出すといわれてほいほい金出す会社は、そりゃあなかなか見つからないだろう(その金があったらソシャゲの一つも出すだろう的な意味で)。*1
昨今のゲームの制作費は天井知らずで高騰しており、一つの作品に億単位の予算がかかる事が当たり前になっています。逆にそれだけかけなければ、作品としてのクオリティを求める事は出来ません。
それをいうならもうちょっと前がよかったんじゃないか? 私の個人的な見解は置いておくとして、今ならクラウドファンディングから自主制作に持っていってるゲームはいくつもある。それじゃ自分が求めているクオリティには達してないと言いたいのかもしれないけど、PS2時代のゲームの続編とかならともかく、元はPC−88時代のゲームだし。
優しさと懐かしさのRPG、『イースIクロニクルズ』レビュー。
こういうゲームも存在してるご時勢に「(自分が理想としてる)ゲーム作るには金が足りないからユーザーからお金を集めてドラマCD作ります! ゲームは作りません!」って力強く宣言されても……。
そもそも、今もエメドラの続編が見たいと望むような奇特なファンがもしまだ存在するとしたら、多分ポリゴンでグリグリ動くような最新ゲームとしての続編は望んでないでしょ。
それにWikipediaにも書かれているが、エメドラの続編って元々あったよね?
Ga-Ryu[牙龍]GALLANT ROYALBLUE著:飯淳、絵:木村明広。『マル勝PCエンジン』誌上で6回に渡って連載された小説。PC版のラストから数年後、イシュ・バーンを含む全大地とドラゴン小国に再び訪れる戦乱を描く。オストラコンの復活、龍族の分裂、エメラルドドラゴンの死などと、PC版プレイヤーには衝撃的な展開が盛り込まれていたが、角川書店分裂の事情から第2部が描かれないまま単行本化もされずに終わり、幻の作品と化した。
まぁ、この小説の時点でかなりアレだったけども……。
元々インフレの激しいゲームだったから、エメラルドドラゴンが死んだとかオストラコンが復活したと言われても、フリーザ倒した後にブルー将軍が復活したと言われたくらいの衝撃的な展開(笑)にしかならなかったのがなぁ。
当時は好きだったし思い入れもあるゲームだったが、私の中ではオープニングの「タムリンが角笛を吹くシーン」(下の動画だと5:15〜)で9割方終わってるゲームなんだよな……。