そりゃ看板が違えば中身も……

携帯ゲーム機っぽいWindows PC「GPD WIN」が直輸入


 ドスパラは展示のみだったけど、こちらでは売ると聞いて思わず店を覗きに行ってしまった。

 そもそも、最初マシンの存在を知った時点でAmazonを調べ、ポチる一歩手前まで行ったんだけど、Amazon直送じゃなかったので不安になって踏み止まったという経緯がある。で、今回は店頭販売だ。
 ところが、ざっと見る限り店頭には見当たらない。というか、リンク先で紹介されてるこの店、店の名前で気づけって話だけど、主にジャンク品を扱う店で、詳しい人がパーツを取ったり、起動不能な状態から自力で復帰させることが可能な前提で品物を売っている。記事にも「国内での利用の可否は不明」となっているとおり、その先自力で使える状態に持っていける人だけ買ってくれ、ということなんだろう。
 ここでふっと我に返った。昔、Mobioに保証外の改造を施してた頃ならともかく、今はもうあの熱意は残っていない。特殊デバイス満載の中文版OSから必要なドライバだけを抜いて日本語OSに入れ替えるとか、とても無理な芸当だ。

 手ぶらだったら後悔したかもしれないが、今日は別の収穫があった。欲しかったマシンが手に入らなかった割には晴れやかな気分で、私は秋葉原を後にした。