ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!

 観て参りました、ガルパン最終章、第1話!
 というわけで、今日のエントリは全部ネタバレです!(笑)














(この先、ガルパン最終章第1話の重大なネタバレあり)












・劇場版と同じ映画館で最終章を鑑賞。開場前に、場内のポスターを見ながら「BC自由学園は“リボンの武者”だと内紛でボロボロの学校だったけど、今回はどうなるんだろう。アンツィオ高校みたいにアレンジされてるのかな」などと友人と話し合う。まさかこれが伏線になるとは……。


・冒頭、いきなり大ピンチのシーンから。TV版の冒頭と同じく、そこまでの状況説明はなし。そして、時間軸が戻るのも本編と一緒。


・さらっと流れる新OP。例によってカットインで一瞬ずつ映るシーンが重要っぽい。また見直すようじゃん!(嬉しい悲鳴)


・とりあえず一回でわかったのは、ボコが大量に登場するシーン、プラウダが登場しない、ボコミュージアムをバックにアリスが登場する。くらいか。1〜3話までのOPらしいから、プラウダが登場するとしたら後半ということか?


・いきなり桃ちゃん留年騒動で吹いた。まさかここにきて桃ちゃんがクローズアップされるとは……。


・やっぱり、戦車道大会は基本年1回開催だったんだ。今回は特例で冬季大会が開催されるという展開。


・え、今回は桃ちゃんの大学進学が目的なん……?


・大洗のヨハネスブルグでまた吹いた。なんかこういう雰囲気、蓬莱っぽくて好き。陽炎抜錨の駆逐艦というか、プリクエルのオラーシャというか。築地さんガルパン書いてくれないかな(笑)。よく考えると、映像特典のOVAで船舶科の生徒は授業に参加しなくていいといってたのも伏線になってるのか。


・「みほさん弾避けるの慣れてますもんね」普段弾避けてたのかよ! 終了後、友達と思わず突っ込んでしまった。


・なるほど、前半が新チームとの顔合わせ、後半が大会第1回戦という構成か。


・まほが大会前に留学してるというのに、ダージリンは思いっきり勝ち逃げするつもりで笑った。しかし、戦車道の強豪校はネタ元の学校に留学するのがセオリーなのか。


・まるで成長していない……(知波単学園)。そしてサービスシーンでも今までどおりチラリはしない継続学園。


・くじを引いた途端口論を始めるBC自由学園。そっか、大洗も強豪って思われてるんだ……。


・優花里の潜入ムービーがさらにグレードアップしてて笑ってしまった。ルーカスフィルムバージョン。


・確かにエスカルゴ定食は嫌だな……。


・パンフレット見て気付いたけど、安藤がアンドレ、オスカルが押田か。だから安藤が受験組=平民で、オスカルが内進生=貴族、マリーがそのまま、と。ケーキを食べてるのも「どうして私が頭を下げなきゃいけないの?」も元ネタに引っ掛けてるわけね。


・げぇっ……! マーク4……ッ!


・仲違いで砲弾まで撃ち合うのクソワロタ。


・みほがことあるごとに桃を尊重してるのはさすが。エリカの時から成長したな……。


・異変に最初に気付いたのが風紀委員だったのは、やっぱり生徒の言い訳や嘘をいつも見抜いていたからだったんだろうか。


・そど子の「二時半の方向に敵!」から怒涛の展開。なんとBC自由学園登場からこの時点までの行動は演技。仲違いも偽装で完全に統制が取れており、すべては大洗を罠にかけるためのディスインフォメーションだったことが判明する。メタな視点で言えば“リボンの武者”を見ている視聴者ほど引っ掛かるという……。


・実はこれ、物語上の必然でありながら、前代未聞のことである。前にも書いたが、本来怒涛の物量と要員で押し潰すのが戦車道の王道だったのを、前回大会で大洗学園がひっくり返してしまった。物量と要員で劣っていても、作戦によって覆せることを証明してしまったのだ。そして、今回の大洗学園はノーマークの弱小校、挑戦者ではない。王者として最大級に警戒されるディフェンディングチャンピオンになったのだ。優花里の潜入まで逆手に取られたのは、大洗学園が完璧にマークされていた証左である。


・今回のBC自由学園の奇策は、1回しか使えない。一度使ってしまったら、その後の対戦校は絶対に騙されない。そして、くじを引いた瞬間から演技を始めることは、即興ではできない。つまり、あらかじめ仕込んでいた手を、あえて大洗で使われた。それだけの強敵だと判断されたということだ。今回の対戦者は前回のサンダースのように手を抜くことも、前回のプラウダのように油断することも、前回の黒森峰のように慢心することもないだろう。アンツィオは似たような立ち位置にあったが、作戦遂行に失敗した。聖グロリアーナは大洗の策を破ることはあっても、大洗に策を弄したことはない。
 大洗のためだけに策を練り、完全に罠に嵌めたのは、BC自由学園が初めての快挙である。安藤たちが帽子を被り直すシーンは、敵ながら背筋がゾクゾクした。


・丘に陣取って相手が橋を使って渡河せざるを得ない状況に追い込み、相手が橋を渡り始めてから進行方向と退却方向の橋脚を破壊して移動不能に追い込んで集中砲火を浴びせる。自分たちを上回る相手に対し、地の利を使って攻撃する。大洗が今までやってきたことをやり返されている。


・しかし、そこはさすがに軍神。そど子の報告で瞬時に罠に嵌まったことを悟り、秒で退却を即決して対処するあたり、やはり只者ではない。


・華さんの「道が絶たれてしまいます」は、副会長の「我が校は終了です」と同じ、後半エピソードとのダブルミーニングっぽく聞こえるんだよなぁ……。


・マリーも指揮官としては優秀のようだ。戦場の趨勢が変わったと見た瞬間、作戦の遂行にこだわらず即撤退を決断している。


・なんか、対戦校は母国の歌を歌うのがお決まりなのか……?(笑)


・面白かったー。1時間、短かった。
 今一番気になっているのは、次がいつになるのかということと、なんとしても最後まで終わってほしいということである。


・そして、もう一つ。今のところ、大洗学園は桃の大学進学のために戦っている。これは、どこかでどんでん返しがあるような気がする。根拠の一つは、大会に参加しないことを明言した継続学園が顔見せをしたことだ。これは劇場版で、エキシビションに参戦してこなかったのと同じ構図である。しかも、アキは「またみんなに会いたいよう」とまで言っている。つまり、この後で大学選抜戦に相当する何かが……?