免許は取れないのでは


 「凛が16歳になる日」は永遠に来ないと思うんだ……。

え? コナミ

game.watch.impress.co.jp


 なんでPCエンジンミニをコナミが出すんだ? と思って調べてみたら、PCエンジンってNECホームエレクトロニクスだけじゃなくてハドソンも商標を持っていて、ハドソンの部分をコナミが継承してるから、ってことなのか。正直、NECがもうほぼゲーム業界自体に関わってない時点で、PCエンジンミニだけは出ないんじゃないかと思ってた。
 でも、このラインナップ。私が持ってたソフトは見事に一本もないな(笑)。私が持ってたのはナムコのゲームばっかりだったので……。

これも知らなかった

 このところ、時折レトロゲーとかを取り上げることが多いのは、メガドライブミニとかをYoutubeで検索して動画を掛けっぱなしにすると、勝手に関連動画でレトロゲーをまとめた動画とかを連続再生してくるからだ(笑)。
 というわけで、今日もそんな懐かしいタイトルの一つを。



 コットンというと、私のイメージだとゲーセンにあった横スクロールシューティングで、空から湯飲みが落ちてくるとか、ウィローという名のういろうを集めているとか、主人公が割と外道だとか、そんな感じだったんだけど、メガドライブでこんな続編が出ていた。
 スペースハリアーを思わせる、フロントビューのシューティング。コットンおなじみの湯飲みやクリスタル状のアイテムなどはそのままに、スペースハリアーとは違ってスクロール方向が自在に変化したり、ライフ制になっていたりといった改良点も見受けられる。何より、メガドラ時代に(ボイスなしとはいえ)デモが4分というのは凄い。



 そしてこちらがその続編、レインボーコットン。パノラマコットンが擬似3Dなのに対して、こちらはポリゴンを使った完全な3D。街中で建物の間をすり抜けつつ飛ぶシーンなどはなかなかワクワクするものがある(もうちょっと飛行速度が速くてもいい気がするが)。
 同時に、フロントビューのシューティング特有の欠点が、スペースハリアーからまったく変わっていない点も気になった。フロントビューのシューティングは、トップビューやサイドビューのそれと違い「自機と敵や敵弾の判定が画面上重なっても、被弾しているとは限らない(奥行きがずれている可能性がある)ため、当たり判定が非常に分かりにくい」という欠点がある。要するに「奥行きが一致しているのかずれているのかが、画面上直感的に分かりづらい」のだ。これが恐らく、臨場感や迫力に優れ、スペースハリアーという先人がありながら、フロントビューがシューティングの主流にならなかった理由だと思う。
 とはいえ、人気作の続編で新システムを採用したチャレンジ精神は、評価に値するだろう。