ドラゴンダンス(至難)


 初代でこれだけ昇竜を連打できるのは凄いな。
 そして、見るたびに思うけど、ここからよく2の大ヒット作に繋げたよな……。

ゼルメア破産


 このところ、色々DQXの動画を見たりしていて、そろそろ110レベル用装備に更新しようかな、と思い立った。とはいえ、所持金は心許ない。前々から「ゼルメアというコンテンツなら、旅人バザーで高価な装備を買わなくても装備が手に入るらしい」と友達から聞いていて、動画でもそういった紹介をしている人が結構いる。

 今日は、そんな私がゼルメアに通って(ほぼ)破産した話である。といっても、動画作成者や友達が嘘をついていた、という訳ではない。私の思慮が甘かったという話である。

 DQXをご存じない方のために説明すると、DQXの装備のボーナス欄にはこのような表記がある。

 妖炎魔女のドレス上 呪い60(ー45)

 この「呪い60」は「最大60%の確率で状態異常『呪い』を防ぐ」という性能だ。では(ー45)は何かというと、錬金の失敗効果などの理由で現在の性能が60-45=15%しかないことを意味する。つまりこのままでは15%の確率でしか呪いを防げない。この(ー45)に「〇〇の錬金石」(〇には金や銀などが入る)を使用すると、マイナス値が軽減されていき、最大で60%まで数値を持っていける。
 例えば呪い40(ー10)という装備があったとすると、現在の性能では30%なので上の装備を上回るが、錬金石を使っていくと性能で逆転される(最大40%までしか上がらない)という意味だ。

 ここまでの話を前提に、これまでは旅人バザーで買っていた次レベル帯の装備を、ゼルメアで探してみた。
 耐性の種類や防具の部位、種類がランダムとなるため探し求めている装備に行き着くにはかなり時間がかかるとはいえ、逆に言えば、時間さえかければこれまで大枚をはたいていた装備が無料で手に入る。散々拾い漁ってからふと気づいた。


 手持ちの錬金石がなくなっている!?


 集めている間は夢中で気づいていなかったが、ゼルメアの装備はかなりの割合できついマイナス補正がつくものが混じっている。職人製の装備もマイナス値がつかないわけではないが、バザーならマイナス値が少ないものを選べる。ゼルメアの装備はランダムなので選びようがなく、使い物になるレベルに持っていくには、平均で見るとバザーで入手するより錬金石を大量に消費する。
 言い方を変えれば、ゼルメアの装備は所持金の代わりに錬金石を消費する装備なのだ(少なくとも私の体感では)。
 ではなぜ、動画投稿主や友人は錬金石の事を気にしていなかったかと言えば、皆私よりも熱心なプレイヤーで、様々な入手手段を使って錬金石を地道に貯めていたからだろう。しかし私のように適当なプレイヤーの場合、入手手段は限られる。一気に大量に入手する手段はなく、日課や週課で少しずつ手に入れるしかない。私のプレイスタイルだと週に30個程度だろうか。しかもこの「錬金石」は、金で買うことも、他のプレイヤーと取引することもできないアイテムだ。
 とはいえ私自身も、ゼルメアに通うまで錬金石に困ったことがなく、残数を意識したことがあまりなかった。だからこそ今回、無造作に使いすぎてしまい、足りなくなってから青ざめた。そう、破産といっても所持金ではなく、この「錬金石」の話なのだ。取引不可であるうえに、パッチごとに新種の石が実装されるため「これまでの蓄積」的なものもあまり役に立たない。

 二進も三進もいかないところでようやく気付き、途方に暮れているところだ。もしゼルメアというキーワードで検索してこのブログに辿りついた、これからゼルメアに挑戦しようという奇特な方がいたとしたら、是非手持ちの錬金石の数には気を付けていただければと思う。こんなアホなことをするプレイヤーは、アストルティア広しといえども私くらいしかいないかもしれないが……。

通行人が多い、かな?


 PS4と、そしてパッチ前と比べると、ちょっと通行人が多いかな、という気はする。
 ただ、ナイトシティの通行人って、今のところただの「ぶつかると罵ってくる、動く障害物」でしかないからな……。

冒険者冒険者ギルドの話(5)


 驚きの記述は他にもある。

 冒険者ギルドを通さない依頼の形を取るのも構いません。

 依頼を請けた訳ではなく、自ら行動するヴァグランツは、報酬が約束されません。これは、世界観的には当然のことなのですが(以下略)


 一昨日書いた「冒険者ギルドはどうやって組織を維持しているのか」という話。ルールブック1にはこう書かれている。「依頼人から依頼料を得て、そこから冒険者に対して報酬を支払っています」と。また、冒険者の役に立たない品物などを買い取り、必要な相手に売却することで利益を得る、ともある。
 これは、初日のまとめでも挙げている人がいたが、冒険者ギルドという存在に対する最大の疑問の一つだ。というのも、もしこれらで組織を存続させているなら、当然「上前を撥ねられるのは嫌だから、冒険者に直接依頼しよう」という依頼人や「好事家に直接品物を売却しよう」という冒険者が現れてもおかしくないはずだからだ。この疑問に対して、世界設定上一つの答えが提示されたことになる。このような設定なら、冒険者がギルドを介さないで行動を続けた場合、ギルドから除名されてヴァグランツとして扱われ、社会的に爪はじき者にされるだろうというのは容易に想像できる。
 つまり、ソードワールド2.5の冒険者とは、N◎VAでいうクグツやイヌであって、完全なフリーランサーはヴァグランツという、能力も社会的扱いも異なる存在なのだ。

 なお、このアウトロープロファイルブックの驚くべき記述はここだけではない。なんと、このサプリメントには、ソードワールドはもちろん、グループSNEとしても恐らく初の、ロールプレイを評価してボーナスを与える、いわゆるロールプレイ支援システムまでもが掲載されているのだ。


 突然どうしちゃったんですか!? D&Dにも実装されたからこっちもやってみようという話になったんですか!?


 ソードワールドとSNEのこれまでの歩みを知る者としては、驚愕の一言である。しかし相変わらず交渉ルールは存在しない。交渉ルールがないのにコネクションのルールやロールプレイ支援システムがあるってどうなの!?(笑)

曲だけはいい


 「コズミック害鳥」とかいうパワーワードで草。
 エンディングテーマだけはいい曲なんだよなぁ……でもこれ、映画のストーリーとゲーム内容全然関係ないな……。

本人だった

togetter.com


 「この時代に女性でソフトウェアハウス勤務で同人誌も描いてるってみつみさんみたいだ」と思ったら本人で草。

冒険者冒険者ギルドの話(4)


 まず最初に言っておこう。ソードワールド2.5の前のサプリメント「サイレックオード」が発刊されたのが3月、アウトロープロファイルブックが6月なので、3ヵ月に一冊サプリメントを発刊していることになる。これは高く評価したい。プレイヤーにしてみると、自分や仲間たちが遊んでいるゲームが継続的にサポートされていると感じられるのは、非常に安心できる。その上で、私自身はサイレックオードを購入しなかった。単純にあまり魅力を感じなかったからだ。
 そんな私がアウトロープロファイルブックを購入した理由は、言うまでもなく、帯に書かれていた文句に驚いたからである。

 ギルドに所属せず、自らの力で生き抜く新しい冒険スタイル「ヴァグランツ」が登場


 なんと、ラクシア世界では「冒険者ギルド」に所属していない人間は「冒険者」とは扱われないらしい。
 ちなみに、冒険者ギルドについては基本ルールブック1を参照せよとなっているが、当該ページにはこう書かれている。

 アルフレイム大陸における冒険者は、「冒険者ギルド」と呼ばれる組合に所属し、依頼を受けることで様々な冒険に出ることになります。ただしそれも義務付けられているわけではなく、一つの冒険者ギルドにこだわらず、大陸中を旅している冒険者も少なくありません。


 「義務付けられていない」はずなのに、所属していないと実質「冒険者」としては扱われない。これはこのサプリメントで初めて明かされた事実である。しかも続く記述によれば、冒険者ギルドに所属していないと社会的な地位も低く見られるというのだ。これも基本ルールには全く書かれていない。最初のエントリで書いたとおり、ここでいう「冒険者」は「組織に所属していることでバックアップを得られ、社会的信用も得られる」訳だから、会社員のようなものである。何よりこの冒険者ギルドに所属していない冒険者──「放浪者」(ヴァグランツ)が掲載されているのは「アウトロープロファイルブック」である。つまり放浪者は無法者(アウトロー)扱いなのだ(当たり前かもしれないが……)。

 これを読んだ私は、二律背反に苛まれた。「冒険者ギルドに所属していない者は冒険者とは認めないなんて、なんて世界設定だ」という思いと「そんな世界設定の下でも、冒険者ギルドに所属していない冒険スタイルをルールとしてちゃんと実装したのは評価できる」という思いだ。
 しかも、この前後の記述は私が持っている「冒険者ギルド」のイメージからすると驚愕の事実の連続である。

 その国では国王が圧制を敷き、高い税で民衆を苦しませて(原文ママ)いました。冒険者ギルドの支部も高額の支援金という名の賄賂で抱き込まれ、良識ある冒険者は殺されるか追放され、人々は絶望するしかありませんでした。


 ……え? 冒険者ギルドってもっと超然とした、システマティックな存在じゃないの? それこそなろう系でいったらMMORPGGMとか、ゲームシステムに組み込まれたチュートリアルとか、そんな存在なのかと思ってたんだけど、支援金もらってるとか思いっきり現存の国家権力とズブズブじゃん。

 この話を、「冒険者ギルドの信用を失墜させるデマだ」と言う者もいます。


 情報操作までしてるじゃん! こわ! ラクシアの冒険者ギルドこっわ!  これきっと裏で冒険者が放浪者狩りとかしてるで。

全部は見切れないけど


 7時間以上あるんでとても全部は見切れないけど、彼女の各エンディングに対する印象は、私のものと似ている気がする。奇しくも、エンディングを見た順番もほぼ同じ。
 もっとも私は恋人がいない状態でエンディングを見たので、恋人がいるとこういう展開になるのか、というのは興味深かった。とはいえ太陽以外はほぼ無関係のようだが……。
 

冒険者冒険者ギルドの話(3)


 先日のまとめでも触れられていたが、私が最初に冒険者ギルドという言葉を目にしたのはロードスの3巻、ライデンの冒険者ギルドである。*1これが盗賊ギルドでない理由は、小説内で語られている。ギルドマスターのフォースが、盗賊ギルドの跡目争いで酷い目に遭い、盗賊ギルドから犯罪性を除いた組織を作りたかったからだ。それが冒険者ギルドと呼ばれている。すなわち、この当時は職能集団として最も近いのは盗賊ギルドだった訳だが、同じフォーセリアを舞台とするソードワールド1.0の「冒険者の宿」、またはラクシアの2.5の「冒険者ギルド」は盗賊ギルドとは別種の組織であり、意味合いが変わっている。
 とはいえ、ソードワールド1.0であれば、超国家集団としての「冒険者の宿」には世界設定上の裏付けがあった。前にも書いたが、ソードワールド1.0の冒険者とは「複合精霊アトンを倒すため、ファーラムの剣を探す」という究極目的があり、しかもこれを国家が裏から支援する、表立っては支援できない理由がちゃんとあったからだ。アトンを復活させたのが各国の重鎮に相当する人物だったという表沙汰にできない事情があり、国家間で裏で協力し合うために冒険者の宿なる組織を作ったと考えれば理屈は通る(実際ラヴェルナがワールドガイドを執筆したのは冒険者の宿の活動を裏から支援するためだろう)。
 ところが、ソードワールド2.0以降にはこの辺りの事情はもちろん存在しない。そうなると「冒険者ギルド」は一体何のために──いや、どうやって存在するのか、という疑問が生じる。


 ──この辺り、ずっともやもやしたものを抱えていたタイミングで、この「アウトロープロファイルブック」に出会ったのである。

*1:大貫氏のドラゴンマガジンの該当号も持ってはいたが、印象には残っていなかった。「ストーリー」がなかったからだろう。

27年越しの永久コンボ


 27年前の格闘ゲームで今更永久コンボが見つかるとは……(笑)。北斗の拳の大会でトキが優勝した時もこんな雰囲気だったのかもな……。

冒険者冒険者ギルドの話(2)


 ソードワールドにおいては、レベルが上がるとHPが上がるというルールがない。これは、レベルが上がることで生命力が何倍にも跳ね上がるのは不自然だ、というデザイン思想に基づくものだ。しかしそうなると、歴戦の勇士が雑魚に敗北するという状況が起きかねない。このために導入されたのが「冒険者レベル」の概念である。HPを上げる代わりに、技能レベルの最大値、すなわち冒険者レベルを受けるダメージから減算するというもの。つまり「戦士」や「魔術師」としての技量の他に「冒険者」としての技量というものが存在する、という解釈にしてしまったのだ。ここが他のファンタジーTRPGと異なるところである。
 そして、ソードワールドにおいては他のゲームでいう職業を技能という扱いにしてしまったため、プレイヤーキャラクターは何者か、という質問に答えづらい。D&Dなら「戦士だ」「僧侶だ」と言えるところが「戦士の能力を持った何者か」にしかならず、そこには、サイバーパンク2020でいうステイタスロール、社会的立場が付随してこない。そのために導入されたのが総称としての「冒険者」である。「戦士」や「魔術師」である以前に「冒険者」という社会的立場だ、というわけだ。しかしこれは、CD&Dから遊んでいる私のような人間としては違和感が強い。カラスやワシやハトを総称して「鳥」と呼ぶような共通項は戦士や魔術師の間にはない。ここでいう「冒険者」とは、ひどく抽象的な概念だ。

 例えば──昨日紹介したまとめでは、フォーチュンクエストでは冒険者支援グループであって冒険者ギルドではない理由にこだわっている人がいた。深沢氏の心中は推し量るしかないが、当時の肌感覚として、推測はできる。当時、ギルドというのは特定の職能を伝授する場として理解されていた。D&Dのミスタラ世界やT&Tなどで、魔術師ギルド(あるいは組合)や盗賊ギルドが存在するのに、戦士ギルドや僧侶ギルドが存在しなかったのは、その証左だ。能力を持たないがゆえに全ての武具が使えるという特徴を持つ戦士や、信仰の発露である僧侶の力には、伝授すべき技術がない。だからギルドがなかったのだ。これを裏返すと「『冒険者ギルド』が存在するのであれば、そこで伝授される共通の職能が存在しないとおかしい」という話になる。だからギルドという言葉を避けて支援グループという言葉を使ったのではないだろうか。

水を吸って重そう


 他のキャラに関しては(特に溺れるキャラ)「水泳帽を被った方が……」と思ったけど、ことビワハヤヒデに関してだけは、帽子に髪が入りきらないのかもしれない。そう考えるとちょっと気の毒だ(笑)。



冒険者冒険者ギルドの話(1)

(この書籍にリンクを貼った理由は最後に分かります)


 冒険者とは何か。冒険者という言葉の意味は、時代とともに変化している。勇者という言葉の意味が、本来文字通りの「勇ましい者」という意味から、ドラクエを経て「攻撃魔法や回復魔法が使える魔法戦士」に変わっていったのと同様にだ。
 特に、なろう小説などで言われる「冒険者」とは、本来の「冒険する者」というより「多国籍企業冒険者ギルド』」で雇用されるサラリーマンといった方が適切ではないか──というのが、このところ私が抱いている疑問である。
 というわけで、今回は一般的ななろう小説の話──と言いたいのは山々だが、この手の話は作品を特定しないと焦点がブレるので、私が一番詳しいTRPGの話をしたい。
 とはいえ、TRPGでなろう小説的な冒険者ギルドが登場する作品は思ったより少ない。最初に浮かんだのはアリアンロッドだが、アリアンロッドの「冒険者ギルド」とは「冒険者のみによって構成される、パーティより大きなPCの集合単位」という程度の意味(つまりMMORPGでいう「ギルド」)であり、受付があって、依頼を紹介して、冒険者を手助けして、という組織とはニュアンスが異なる(その役割を果たしているのは「神殿」)。
 というわけで、なろう小説的な冒険者ギルドの存在が、世界設定上明記されている作品となると「ソードワールド2.5」ということになる。
 これは私が勝手に言っているわけではない。こちらをご覧いただきたい。


togetter.com


 TRPGという言葉の発案者、という話題の時は、友野氏がちょっと勇み足をしてしまったのかな、くらいにしか思っていなかったが、冒険者ギルドという言葉まで発案者として名乗り出る(そして出典付きで論破される)とあっては、これは友野氏がどうこうというより、やはり安田氏がそういう人物なのだろう。かつては居酒屋の武勇伝で済んでいた話が全世界に拡散されてしまうという意味では恐ろしい時代になったものだ。とはいえ、鈴木銀一郎氏も亡くなり、大貫氏も、多摩氏も亡くなられた今、安田氏と同世代の業界人は稀有な存在であり、誰も彼の言葉を検証できない。まぁ、都度反証が資料付きで上がってくるのは笑い話だが…。
 しかし、私個人でいえば、TRPGという言葉の起源の時ほど目くじらを立てる気にならない。というのは、私はこの冒険者ギルドという概念は悪しき発明だと思っているからだ。実際、良し悪しや用語の発案はともかく、冒険者という概念を変えたのはソードワールドだ。何故なら、これはゲームシステムと密接に関わる話だからである。

順当といえば順当


 リュウがいてテリーがいるんだから、次は一八というのは順当といえば順当かも。ただ、鉄拳は良くも悪くもストーリーがちゃんと進んでるんで、最近の一八って主人公って感じじゃないんだよな。

続いて嬉しい


 1巻で「白い女」の正体が分かった時点で短期連載かと思ったんで、その後続いてるのが結構嬉しい。こっちの作品は「横浜エルフ」と違って、全員が一気に移動してきたわけじゃなくて、バラバラに召喚されてきたんだな。