曲だけはいい


 「コズミック害鳥」とかいうパワーワードで草。
 エンディングテーマだけはいい曲なんだよなぁ……でもこれ、映画のストーリーとゲーム内容全然関係ないな……。

本人だった

togetter.com


 「この時代に女性でソフトウェアハウス勤務で同人誌も描いてるってみつみさんみたいだ」と思ったら本人で草。

冒険者冒険者ギルドの話(4)


 まず最初に言っておこう。ソードワールド2.5の前のサプリメント「サイレックオード」が発刊されたのが3月、アウトロープロファイルブックが6月なので、3ヵ月に一冊サプリメントを発刊していることになる。これは高く評価したい。プレイヤーにしてみると、自分や仲間たちが遊んでいるゲームが継続的にサポートされていると感じられるのは、非常に安心できる。その上で、私自身はサイレックオードを購入しなかった。単純にあまり魅力を感じなかったからだ。
 そんな私がアウトロープロファイルブックを購入した理由は、言うまでもなく、帯に書かれていた文句に驚いたからである。

 ギルドに所属せず、自らの力で生き抜く新しい冒険スタイル「ヴァグランツ」が登場


 なんと、ラクシア世界では「冒険者ギルド」に所属していない人間は「冒険者」とは扱われないらしい。
 ちなみに、冒険者ギルドについては基本ルールブック1を参照せよとなっているが、当該ページにはこう書かれている。

 アルフレイム大陸における冒険者は、「冒険者ギルド」と呼ばれる組合に所属し、依頼を受けることで様々な冒険に出ることになります。ただしそれも義務付けられているわけではなく、一つの冒険者ギルドにこだわらず、大陸中を旅している冒険者も少なくありません。


 「義務付けられていない」はずなのに、所属していないと実質「冒険者」としては扱われない。これはこのサプリメントで初めて明かされた事実である。しかも続く記述によれば、冒険者ギルドに所属していないと社会的な地位も低く見られるというのだ。これも基本ルールには全く書かれていない。最初のエントリで書いたとおり、ここでいう「冒険者」は「組織に所属していることでバックアップを得られ、社会的信用も得られる」訳だから、会社員のようなものである。何よりこの冒険者ギルドに所属していない冒険者──「放浪者」(ヴァグランツ)が掲載されているのは「アウトロープロファイルブック」である。つまり放浪者は無法者(アウトロー)扱いなのだ(当たり前かもしれないが……)。

 これを読んだ私は、二律背反に苛まれた。「冒険者ギルドに所属していない者は冒険者とは認めないなんて、なんて世界設定だ」という思いと「そんな世界設定の下でも、冒険者ギルドに所属していない冒険スタイルをルールとしてちゃんと実装したのは評価できる」という思いだ。
 しかも、この前後の記述は私が持っている「冒険者ギルド」のイメージからすると驚愕の事実の連続である。

 その国では国王が圧制を敷き、高い税で民衆を苦しませて(原文ママ)いました。冒険者ギルドの支部も高額の支援金という名の賄賂で抱き込まれ、良識ある冒険者は殺されるか追放され、人々は絶望するしかありませんでした。


 ……え? 冒険者ギルドってもっと超然とした、システマティックな存在じゃないの? それこそなろう系でいったらMMORPGGMとか、ゲームシステムに組み込まれたチュートリアルとか、そんな存在なのかと思ってたんだけど、支援金もらってるとか思いっきり現存の国家権力とズブズブじゃん。

 この話を、「冒険者ギルドの信用を失墜させるデマだ」と言う者もいます。


 情報操作までしてるじゃん! こわ! ラクシアの冒険者ギルドこっわ!  これきっと裏で冒険者が放浪者狩りとかしてるで。