通行人が多い、かな?


 PS4と、そしてパッチ前と比べると、ちょっと通行人が多いかな、という気はする。
 ただ、ナイトシティの通行人って、今のところただの「ぶつかると罵ってくる、動く障害物」でしかないからな……。

冒険者冒険者ギルドの話(5)


 驚きの記述は他にもある。

 冒険者ギルドを通さない依頼の形を取るのも構いません。

 依頼を請けた訳ではなく、自ら行動するヴァグランツは、報酬が約束されません。これは、世界観的には当然のことなのですが(以下略)


 一昨日書いた「冒険者ギルドはどうやって組織を維持しているのか」という話。ルールブック1にはこう書かれている。「依頼人から依頼料を得て、そこから冒険者に対して報酬を支払っています」と。また、冒険者の役に立たない品物などを買い取り、必要な相手に売却することで利益を得る、ともある。
 これは、初日のまとめでも挙げている人がいたが、冒険者ギルドという存在に対する最大の疑問の一つだ。というのも、もしこれらで組織を存続させているなら、当然「上前を撥ねられるのは嫌だから、冒険者に直接依頼しよう」という依頼人や「好事家に直接品物を売却しよう」という冒険者が現れてもおかしくないはずだからだ。この疑問に対して、世界設定上一つの答えが提示されたことになる。このような設定なら、冒険者がギルドを介さないで行動を続けた場合、ギルドから除名されてヴァグランツとして扱われ、社会的に爪はじき者にされるだろうというのは容易に想像できる。
 つまり、ソードワールド2.5の冒険者とは、N◎VAでいうクグツやイヌであって、完全なフリーランサーはヴァグランツという、能力も社会的扱いも異なる存在なのだ。

 なお、このアウトロープロファイルブックの驚くべき記述はここだけではない。なんと、このサプリメントには、ソードワールドはもちろん、グループSNEとしても恐らく初の、ロールプレイを評価してボーナスを与える、いわゆるロールプレイ支援システムまでもが掲載されているのだ。


 突然どうしちゃったんですか!? D&Dにも実装されたからこっちもやってみようという話になったんですか!?


 ソードワールドとSNEのこれまでの歩みを知る者としては、驚愕の一言である。しかし相変わらず交渉ルールは存在しない。交渉ルールがないのにコネクションのルールやロールプレイ支援システムがあるってどうなの!?(笑)