克服してませんでした

スーパーストリートファイターIV (通常版) - PS3


 SF4の追加キャラとして「殺意の波動に目覚めたリュウ」と「真・豪鬼」が参戦してくるともっぱらの噂だ。というか、海外の物だが既に動画もあちこちにアップされているようだ。



 これ、ストリートファイターZERO2の殺意の波動に目覚めたリュウとは設定が違うように見える。根拠は胸の中央に開いた傷だ。これが中平さんの「RYUFINAL」に掲載されていた豪鬼とのバトルで開いたモノだとすれば、これはむしろ「RYUFINALの最後で豪鬼に宿る殺意の波動と戦って敗北し、豪鬼を支配していた波動に乗っ取られたリュウ」とかいう設定の方が納得できる。


 そしてもう片方の真・豪鬼。こちらも殺意の波動に完全に乗っ取られるか、あるいはその寸前の最終段階の豪鬼という設定なのか。
 真・豪鬼の最大の脅威は「角度の異なる2発の斬空波動拳を同時に撃ち、制空権を完全に奪える」ことだった。特に投げ系のキャラは豪鬼にこれを連打されるだけで成す術が文字通りなくなるほど強力だった。ところが、動画を見る限り撃てないのか撃ってないだけなのかわからないが、真・豪鬼は斬空波動拳そのものを見せていない(使っていると思しきは超必殺技、滅殺豪斬空らしき技のみ)。代わりに移動しながら相手に攻撃する(逆ガード?)移動技を使用している。
 ちょっと気になるのは真・豪鬼の防御力だ。豪鬼はその使用する技の性質上、リュウやケンのほぼ完全な上位キャラであることが多いため、対戦バランスを取るのに防御力を極めて低く設定されることがままある。SF4もそうで、体力ゲージは体感だと他のキャラの7〜8割しかない感覚だ。真・豪鬼は恐らく豪鬼の強化版であろうから、バランスを取るために輪を掛けて防御力を低くされてしまう可能性がある。


 ……まさか、シッショーの悪夢再び、なのか……?


シッショー

シッショーとは、GGXXシリーズのキャラクター「チップ=ザナフ」の負け台詞である。

チップ=ザナフ(以下チップ)は、GGXXシリーズ中でもっとも防御力が低いため一瞬で試合が終わってしまうが故にチップの負け台詞であるシッショーがという台詞が用いられるようになった。