FF11

 サークル数そのものは緩やかに減少という感じだけど、エンブレの商業アンソロジーに寄稿してた作家さんとかのサークルがほとんど残ってなかった気がする。絵柄に見覚えのあるサークルも両手の数で数えられるくらいだっただろうか。ほとんどのサークルは既刊本を置いてたし、新規が入ってきやすいジャンルとも思えないから私の記憶力が悪いだけなのかもしれないが……あくまでも個人的にだが、大手が軒並み抜けた、という印象だった。事情があって引退していった人もいるだろうし、他のジャンルに移った人もいるだろうし……(移った人のいくつかは東方に行ったと聞いている。あのジャンルは本当に魔物だ)。*1
 人によって好みはすごく分かれるだろうけど、いかなる出版社もメーカーも関わることなく、原作者自ら好きにやっていいと認める作品のファンコミュニティというのは、ここまで巨大化できるものなのかという思いがある。もちろんタイミングや幸運なども手伝ったのだろうが……。))
 去年の今頃は、FF11のサークルがどんどんなくなっていって全部FF14のサークルになってしまったらどうしようと思ってたんだけど、哀しいまでに杞憂に終わってしまった。

 相変わらず頑張ってるサークルさんいくつかにお布施して終了。

*1:悪い意味じゃなく。例の9・18でアイマスに愛想を尽かしたPの中にも東方に移っていった人が何人もいる(ベホイミさんとか)。ファンコミュニティのなかでも、私のように与えられたものを楽しむだけの受身なタイプではなく、自分で何か作ろうとか表現しようとかアグレッシブに動くタイプの人材を、東方というジャンルが次々に飲み込んでいっているという印象だ。