まとめなければいけないほどの量


スクエニ、新生「ファイナルファンタジーXIV」詳報


 「FFXIV」では現世代のMMORPGの中では、最高品質に近いグラフィックスを実現しているが、同時に非常に高いスペックのPC環境を要求する仕様になっている。そのため、新たに描画エンジンを開発し、高スペックPCでは引き続き高品質のグラフィックスを実現しつつ、PS3およびPS3と同程度の性能を持つPCでも快適なプレイが可能なように、描画カスタマイズ性の拡充が行なわれる。


 これの詳細が知りたいな。

 現行の「FFXIV」では、プレーヤー同士のコミュニティを支える機能が貧弱で、サービス開始当初から比較しても、ほとんど変更がない部分である。現在実装されているコミュニティ関連の機能としては、パーティメンバーの募集、フレンドリスト、ブラックリストリンクシェル(一般的なMMORPGではギルド)、リテイナーバザーなどがあるが、リンクシェルのメンバーリストからパーティーに招待できなかったり、パーティー参加希望者を検索する機能がないなど、基本的な機能すら覚束ない状況が続いている。なお、プレーヤーサーチ機能については、パッチ1.20での実装が予定されているので期待したい。


 FF14に何度かログインしてみて一番気になった点が「PC同士のコミュニケーションが外からほとんど見えない」ところ。最初から今のFF11状態というか、目的を限定した広範囲メッセージ(シャウト)については頻繁にあるんだけど、雑談とか無駄話のようなものはほとんど聞こえてくることがない。
 人が多いとされるセルビナやコーネリアサーバの、一番人が集まっているウルダハの町ですらほとんどおしゃべり(セイ)が交わされることはないようだし、最初に乗り遅れてしまった私のような人間向けのリンクシェルメンバー募集シャウトもあまりなく、サーチ機能がないためそのほかの手段で初心者を受け入れているコミュニティがあるのかどうかも判然としない。また、同じサーバでプレイしているはずの知人がログインしているかどうか確認する術がないのも、どうにも辛い。
 今後の新生FF14でその辺りがどのように変わっていくのかについては、非常に気になるところである。