もはや手遅れ

 今日のエントリは、FF11をプレイしていない人はおいてきぼりの内容と思われますので、悪しからず。


 今年のFF11のクリスマスイベントで手に入るアイテムは、今までのそれとは少し趣向が違う。なんと、モグハウスにいる時のBGMを変更できるというアイテムだ。

http://wiki.ffo.jp/html/22700.html

アイテム/調度品
オーケストリオン(おーけすとりおん/Orchestrion)
調度品の一つ。

Rare Ex
多数の曲を内蔵している自動演奏箱。
調度品の一種。

収納 属性 属性値 モーグリの応援 サイズ

  1. 2 雷 1x2

合成・錬成によって入手できる。ジュークボックス的な機能を持った特殊な調度品である。
使い方 編モグハウスに設置すると、モグハウス出口横に"Symphonic Curator"というポイントが出現する。このポイントを操作することでBGMを変更できる。

選択できるBGMの種類は、所持しているだいじなもの「オーケストリオン譜」に対応している。初期状態では「Mog House」および「Vana'diel March」のみ選択できる。

選択できるBGMを増やすには、オーケストリオンのほかに、「星芒祭」で入手できるだいじなもの「オーケストリオン譜」が必要となる。

スピネットを同時に設置している場合、スピネットで演奏されるBGMも選択の対象に追加される。

BGMの変更は、モグハウス招待を受けて入室している他のPCにも反映される。ただし、インストールされていない曲が選択された場合はモグハウスの曲が流れる。

BGM変更後にモグハウスを入り直すと、元の曲「Mog House」に戻ってしまう。


合成レシピ 編[錬金術:素人(スキル上限:1-2)]
土のクリスタル
演奏箱設計図 + 演奏箱キット〔1〕 + 演奏箱キット〔2〕


合成素材は2012年度の星芒祭イベントのミニゲーム(ハードモード)から入手できる。
銘入れはできるが、宅配、トレード、バザー等の受け渡しはできなくなっている。
錬成レシピ 編[錬成:高弟(スキル上限:80)]
錬金術印可(必要スキル:60-69)]
[彫金:下級職人(必要スキル:30-39)]
[属性力バランス]火:60 風:20 土:20 闇:40
ドールギズモ + ラウドスピーカーII + ゴブリン人形 + シンチレーター + アトルガンブラス + スチール板 + モリブデン板 + マホガニー


長年謎のアイテムであったドールギズモを用いる初のレシピとなる。
歴史 ジュークボックス的な調度品の構想は古く、ヴァナ★フェス2010(2010年2月28日)で発表されている。その後、2010年12月7日のバージョンアップで説明文とグラフィックがデータ上に追加された。

これに関しては、公式フォーラムでジュークボックス的なアイテムの開発中のダミーデータであることが公表されており、データ上のアイテムが未実装アイテムであることが明らかになった珍しい例の1つとなった。

レシピが実装され、プレイヤーが入手できるようになったのは2012年12月13日のバージョンアップにて。合成の材料は2012年度の星芒祭イベント「オーケストリオン狂走曲」(2012年12月18日〜)から入手できるため、錬成では一足先に入手することができた。
解説 オーケストリオンは、オーケストラやバンドのような音を奏でるよう設計された音楽演奏機械。大掛かりなオルゴールといったところだが、打楽器や弦楽器などが組み込まれることもあるなど、演奏の幅はずっと広い。

 このアイテム自体は素晴らしいと思う。また、入手方法がNMを倒してレア素材が〜とかではなく、季節イベントで一般人でも頑張れば何とかなるというのもいい。
 ところが、問題はこの一文である。
「スピネットを同時に設置している場合、スピネットで演奏されるBGMも選択の対象に追加される。」


 スピネットとはこういうアイテムだ。

http://wiki.ffo.jp/html/24593.html

アイテム/調度品
スピネット(すぴねっと/Spinet/Spinett/Epinette)
調度品の一つ。

Rare Ex
流麗な音色を奏でるジュノ様式の鍵盤楽器
調度品の一種。

店売り不可。同一アカウント内でも宅配不可。

収納 属性 属性値 モーグリの応援 サイズ
1 光 ? ? 2x4

2011年11月9日発売のサウンドトラック「ファイナルファンタジーXI オリジナル・サウンドトラック-PLUS」の、初回出荷分に封入されているキャンペーンコードを使用することで入手できる。
(データ上では2011年9月20日のバージョンアップで追加されていた)
尚、キャンペーンコードの有効期限は2012年12月31日までである。

具体的な入手手順として、スクウェア・エニックスアカウント管理ページにてキャンペーンコードを入力、有効化すれば、ゲーム内で三国に配置されているFestive Moogleから受け取る事が出来る。
1つのキャンペーンコードにつきスピネットを入手出来るのは選択したキャラクター1体のみなので間違いのない様に。


Festive Moogle座標

サンドリア港(J-9)

バストゥーク港(J-13)

ウィンダス石の区(C-14)


モグハウス内に設置すると、モグハウスに出入りするたびに、11曲の中からランダムでモグハウス内のBGMが変更される(入った瞬間は通常のモグハウス内BGMだが、数秒後曲が変更される)。
家具設置とかたづけを繰り返すことでも変更されるので、モグハウスを出ずに聞きたい曲にするにはかたづけ、設置を繰り返せば良い。もしくはオーケストリオンを一緒に設置していれば、任意にスピネットで流れる曲を選択できるようになる。

BGM一覧 編曲の使用箇所、詳細については各項目を参照。公式サイトでは、以下の11曲が流れることになっている。

Ronfaure

Selbina

Fighters of the Crystal

A New Horizon - Tavnazian Archipelago

Ragnarok

(Autumn Footfalls)

(Main Theme - FINAL FANTASY XI Version)

Luck of the Mog

Feast of the Ladies

Abyssea - Scarlet Skies, Shadowed Plain

Melodies Errant


しかし、実際にはAutumn FootfallsとMain Theme - FINAL FANTASY XI Versionは流れず、代わりに次の曲が流れることがある。

Clash of Standards

Echoes of Creation


また、オーケストリオンで選択できる曲も実際に流れる曲に準じている。ただし、2曲が流れないのは不具合のようで、次回バージョンアップで修正される予定*1。

現実のスピネット スピネットは、16〜18世紀の西ヨーロッパを中心に流行した小型鍵盤楽器
ハープシコードを小型にしたような外観で、他の鍵盤楽器よりも小ぶり。また、仕組みが簡単で手入れがしやすく、ハープシコードよりも安価であったため、家庭用・練習用の鍵盤楽器として普及した。


 何が問題かというと、このアイテム、既にほぼ入手不可能なのである。去年発売されたサントラの初回出荷分のみにつけられたキャンペーンコードがないと入手できないアイテムだからだ。仮にコードを入手する算段がついたとしても、あと10日以内にコードを入力しないと無効になってしまう。


ファイナルファンタジーXI オリジナル・サウンドトラック-PLUS-

ファイナルファンタジーXI オリジナル・サウンドトラック-PLUS-


 私が何故サントラの購入を見送ったかというと、スピネットのBGMがランダム選択だったからだ。言い方を変えれば、最初からオーケストリオンが追加されることが分かっていれば買うつもりだったのだが……。
 この「時限的にしか入手できないアイテムの性能を後から変更する」っていうのは、できれば勘弁してもらいたい……。

オーケストリオン攻略法

 と、ここまで書いた後、役に立つ情報を何も載せていないことに気付きました。まさか攻略法を探して「オーケストリオン」でググって私のブログにいらっしゃる方はまずいないと思うのですが……。一応、倉庫キャラも含めて4回ミニゲームをプレイした私なりの攻略法を書いておきます。

 まず、イベントの詳細や基本的な情報はこちらをご覧ください。

http://ffxi.wikiwiki.jp/?%A5%A4%A5%D9%A5%F3%A5%C8%2F%C0%B1%E7%EA%BA%D72012

 ウィンダスミニゲームはいわゆる「ヒットアンドブロー」と呼ばれるもののバリエーションです。私のやり方は1回目「戦戦戦モモ」2回目「白白黒黒赤」3回目「シシナナ暗」でヒット数を見ていくものです。コツのようなものは特にないのですが、無理っぽかったらさっさと諦めることでしょうか(CHとHが半端に入り混じる答えが連続した場合、10回以内で答えに辿りつかないこともあり得るので)。
 で、サンドリアバストゥークは(ズルですが)「ミニゲームが始まったら録画して何度も見直す」でかなり楽になります(私はiPodTouchを使いました)。サンドリアはこれでほぼ100%いけるのですが、バスはそれでも外れることがあります。幸い1回10ギルなので、リトライしまくりましょう。