薄くて軽い

 店頭でWindowsSurface端末に触ってみた。
 試しに100文字ほど打ってみた感想はこんな感じ。

 普通のキーボード>ノートPCのキーボード>(越えられない壁)>Surfaceのタッチカバー>XperiaPの折りたたみ式タッチ液晶キーボード>>タブレットのソフトウェアキーボード


 タッチカバーにはごくわずか(1ミリくらい?)だけど凹凸があるので、それだけでもただの液晶タッチパネルよりかなり打ちやすい。ただし、もちろん液晶カバーのおまけ程度のものなので重量はないに等しく、ノートPCのようにキーボード側の自重でディスプレイに角度を取ることはできないので、本体は別に支える必要がある。つまり、膝に置いて使うのはほぼ無理。最低でも、喫茶店のテーブルに広げる程度だろう。
 また、外付けのブルートゥースキーボードと違ってカバーになっているため、基本的には本体から外して使うのではなく、ノートPC同様画面とキーの位置関係は固定される。キーボードを別に持ち歩くような人なら、わざわざSurfaceのタッチカバーを使う必要はないだろう。
 これはあくまでも「わざわざ別にキーボードを持ち歩くほどではないけど、タブレットのソフトウェアキーはなんとなく打ちづらい」という人、「普段からタブレットにカバーをつけて持ち歩いていて、それがカバー式キーボードに置き換わってもほとんど負担が増えない」人のためのアクセサリという感じがする。なお、タイプカバーのほうはほぼ、ストロークの浅いノートPCのキーボードそのものだけど、その分重さもある(Surfaceはカバーを外しても重さが900gある)。


 ただ、これはWindowsに固有のアクセサリである必然性は全然ないので、もしこれの評判がいいようであれば、早晩iOSAndroid端末でそっくりのアクセサリが出るんじゃないだろうか。