うーむむむ……

『ログ・ホライズンTRPG』の期待と不安

ログ・ホライズンTRPG」を開発するにあたって掲げたコンセプトは、面白さと定番です。このゲームは一筋縄ではいかないのです。今のTRPGと呼ばれるジャンルの中では、比較的重めのルールとデータを持っているのです。


 橙乃ままれ氏自身は、昔raopuと名乗って卓上ゲーム界隈ではそれなりに有名人だったみたい*1のでTRPGには造詣が深いと思うんだけど、TRPG化に際しては監修という立場で直接デザインには関わってないのかな? なんか、TRPGのルールで「一筋縄ではいかない」だとか「ルールが重い」を売りにするのって20年以上前のマニューバじゃないか?
 データはもちろん重くてもいいんだけど、セッションにおいてルールの処理が重いというのはデメリットでしかない。もちろん、今後明らかにされていくシステムを見ていけば、これは単に言葉の綾だって可能性もあるが。
 ちなみに、紹介ページで種族と職業の紹介の次にいきなり「ヘイトシステム」の説明が来るのも「???」って感じ。判定方法とか技能とかそういうのすっ飛ばして、いきなり戦闘の一要素としての「ヘイト」の説明から入るってことは、戦闘の比重が大きいゲームなのかな? でも、戦闘ルールの説明がないのにヘイトシステムだけ説明されてもイメージが湧かないんだけど……。原作ってそんなに戦闘だらけの作品だったっけ?

*1:ビーストバインドトリニティか何かのリプレイにも出ているらしい(ソースはここ)し、オリジナルTRPGもデザインしている。