私もそう思ってたよ!


 ようやく買えたので、今回はオーディオコメンタリーの感想などを。












・まず、映画で聞き取れなかった台詞を確認しなおしたところ、みほがいた頃の黒森峰が苦戦した相手は「継続高校」だった。継続高校って確かフィンランドがモチーフの学校だったよな。


・出演する前からガルパンを名前だけは知っていたが、戦車のアニメだとは知らなかったと語るカルパッチョ役の早見さん。


渕上さん「何のアニメだと思ってた?」

早見さん「女の子と……スカートの中、みたいな……」

他のメンバー「ボカした!」

渕上さん「初期メンバーもみんなそう思ってた、あたしもそう思ってた……」

吉岡さん「パンチラはないよ!」


 いや、すみません。視聴者である私もそう思ってました……。
 だって、放映前のPV、これだよ?



 コメント欄でも散々流れてるけど、このPVで事前に良作だと見抜けって言われても無理だって! 戦車要素は「ちょっぴり」とか言ってるし、学園艦のヒントすら出てないし、戦車同士の戦闘シーンのかけらもないし!
 追記。もしかして最後のワンカットの背後に描かれてるこれが……学園艦、か……? わからんってこれ!


・最初のパスタのシーンで何度もリテイクしたと語るペパロニ役の大地さん。


渕上さん「戦車もそうだけど、この料理にスタッフの本気を感じる」


 いや、マジで今回食事メインだよね……。


・アンチョビ役の吉岡さん、自分でも言ってたけど地声が高くて、とてもアンチョビの声に聞こえない。さすがだ。


アンツィオ高校の雰囲気がワイワイしていて、この学校に行きたいと語る出演者たち。確かに、明日からこの世界で女子高生になって戦車道やれと言われたら、強豪校とはいえ黒森峰とかプラウダ高校よりは、負けても明るいアンツィオ高校に行きたい……。


・改めてテレビ版と見比べてみたんだけど、テレビ版の数秒間で画面にはP40と大破したカルロヴェローチェ2両(片方はセモヴェンテかも?)が映っている。このうち右側の1両がペパロニの搭乗車両なのだが、彼女自身は戦車から出る時に転がり落ち、画面外に消える → テレビ版で使われている映像の部分には映っていない、ということのようだ。


・戦車同士の砲撃シーンで、画面と音響の迫力に「凄い凄い」を連発する4人。

 あんまり関係ないけど、巷の噂になっていた自称アニメーターだか関係者だかのブログを思い出した(当該ブログはもう消されている)。どこまで本当か分からないが、スケジュール管理等の観点からなのかガルパンやレイルウォーズを指して「ミリオタや鉄オタのこだわりなんかクソ食らえだ」などとのたまっていたのだとか、なんとか。
 しかし、そういった細部の「こだわり」の見えない作品、いわば手抜き作品は、視聴者からは雰囲気でそれと察せられる。もしこの自称関係者のいうようにその辺を適当に作っていたら、ガルパンはここまで人気作品にはならなかっただろう。どこまでが監督の判断なのかわからないし、この自称関係者が本当に関係者なのかも不明だが、仮に反対があったのならそれを押し切ってでも細部にこだわったことは、2回の予期せぬ総集編を挟むことになってしまったとはいえ、結果的には正解だったのだろう。


・次はドラマCDか……よもや売り切れるなんてことはないだろうな……?