昨日の続き

http://store.apple.com/jp/product/MD098ZM/A/apple-digital-av%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%97%E3%82%BF


 ところで、私がPSPgoを使うことにしたのは、動画プレイヤーとしても使いやすかったから、でもある。
 幾度かこのブログでも触れたように、出かけた先にHDMI外部入力端子を持つディスプレイがあるような場合は、前は上記リンク先にあるDigitalAVアダプタを使って、持ち歩いているiPodTouchの画像を出力することが多かった。ところが、使ってみて分かったのだがこのアダプタ──いや、もしかしたらHDMIケーブルそのものが、なのかもしれないが、非常にナーバスな作りになっている。


http://blogs.itmedia.co.jp/shiro/2011/05/ipad2digital-av-3404.html


 例えばこちらなどもそうだが、DigitalAVアダプタを紹介しているページなどを見ると、iOSバイスをリモコン代わりにして画面をプロジェクタに映しプレゼンなどをやったり、あるいはテレビに映して画面を家族で見ながらデバイスをコントローラーに〜〜などと書かれている。しかし実際にやってみると、手元のデバイスを操作する時に少しでも接触部分がガタつくと、すぐ画面にノイズが走ったり、あるいは画面が消えてしまったりする。最初は、買ったDigitalAVアダプタの接触不良なのかと思ったが、予備のアダプタでも状況は変わらなかった。
 そもそもアダプタのケーブル部分もHDMIケーブル自体も決して細い/小さい/取り回しやすいつくりにはなっていないし、アダプタ自体も接続部分ががっちりホールドする作りになっていない以上、これは「繋いだままデバイス側を大きく動かす」ことは想定されていないのだと考えるべきなのだろう。
 そうすると次の選択肢としては、デバイスそのものに触らずに操作できる、つまりChromeCastのような製品である。


https://www.google.co.jp/chrome/devices/chromecast/


 グーグル製品でありながらiOS製品に対応している辺りはご立派なのだが、何故かこの製品、デバイス内の画像や動画の再生に対応しているとはどこにも書かれていない。あくまでもデバイスの通信機能を使い、ストリーミング再生を行うアプリを外部ディスプレイ上で実行できる製品という位置づけなのだ。そうすると、私が使いたい用途にはやはり使えない。
 そこで再浮上してきたのがPSPgoである。元よりPSPgoTorneの再生デバイスとして、お手軽に動画の転送ができる。そして、クレードルにセットしてしまえば外部出力に対応し、ゲーム同様、再生操作は手元のデュアルショック3コントローラを使える。直接PSPgoに触るのはクレードルにセットする時だけだから、アダプタの接触が〜とか、そんなことも気にしないで済む。
 後は先日書いた、PS3の故障も多少関係がある。実家のPS3を自宅に回収してきてしまったので、代わりに実家で暇つぶしに使えそうなツールを探していたのだ。PSPgoならゲームができて動画が見れて、余ったコントローラも活用できる。


 そんなわけで、今更だがダウンロード版のPSPソフトを何本か買ってしまった。(さらに続く)