日本語が異彩を放っていた

日本語表記のG-BASICと付属コントローラが不思議に見えた「トミー ぴゅう太」


 マイコンBASICマガジンで、自作ゲームプログラムのリストが各機種ごとに並ぶ中、ぴゅう太のページだけがカタカナと数字の混じったプログラムで、異彩を放っていたのを覚えている。ただ、日本語を使っているから分かりやすいかというと決してそうは見えなかったけれど……。
 元々BASICで使われている「英語」自体は全然複雑ではなく、むしろ個々の命令が持つ機能と、それを組み合わせて何が実現されているかを理解する方が数段難易度が高かったわけで。