これは一度書いておこうと思っていた。
私がなぜいつもいつも水着武蔵水着武蔵と言っているのか。攻略サイトなどでは既に、周回向けサーヴァントとしては水着武蔵を上回るシステム適性を持つとされているサーヴァントが何人もランク付けされている。
ではなぜ、私が今もって何年も前に実装された水着武蔵にこだわるのかというと、理由はこれだ。
星５、星４どころか、星1まで含めてみても、「全体宝具」「バーサーカー」「Arts宝具」というサーヴァントは水着武蔵たった一人しかいないからである。全体宝具Busterバーサーカーが頼光の後アルジュナオルタ、モルガンと次々に実装されているのとは対照的だ。
水着武蔵より強力と評価されるサーヴァントは何人もいるのに、何故水着武蔵の後続は実装されないのか。運営でなければ真相は分からないが、これかもしれないと思う理由が一つある。それこそが私が水着武蔵を使い続ける理由なのだが、水着武蔵は「お手軽に強い」のだ。ここで言いたい「お手軽」は、変則でもそのまま使えるとか、敵を選ばないという意味ではない。この場合のお手軽は「操作ミスを誘発することなく、また場面によって判断が必要とされない」という意味である。
前にも書いたとおり、私はFGOなどのソシャゲをながらプレイしている。FGO攻略班の動画主の人なども、ボックス周回はながらプレイをすると言っているが、私のながらプレイはこれとは少し違う。私のゲームライフの中心はDQXやFF14であって、メインはそちら、こちらはサブなのだ（このブログの執筆もメインに入るかもしれない）。
だから、私はFGO単体で最高効率を求めていない。ポチ数が少ないとか、宝具の演出時間が短いなどというのは、私にとってはさしたるメリットではない。どうせその時間はそちらの画面は見ていない。敵を撃ち漏らした時素殴りで倒せるかどうかについても同じで、素殴りで切るカードをあれこれ考えるくらいなら撤退してやり直した方が早い。いかに「判断の余地を減らせるか」が最重要だ。
また、水着武蔵の弱点として挙げられることの多い「対アサシン、バーサーカーだとシステムが成立しない場合がある」については、避けて他のクエストを回るだけである。
そしてこちらが普段使っている編成である。
この編成の順番にも意味がある。この順番で並べておくと、戦闘に入った時、１waveで右のアルトリアの右から順番にスキルを使っていき、最後水着武蔵のスキル１（一番左）だけを残してすべてスキルを使い、宝具を撃つという流れになる。2,3waveではスキルは一切使わない。スキルを使う対象もすべて水着武蔵。できるだけ操作ミスしないよう試行錯誤した結果である。
これに対し、光のコヤンスカヤを引き、周年の配布でコヤンスカヤと相性がいいとされるアルトリアセイバーを入手して、バスター周回を組んで比べてみたことがある。
結果は「（手軽さでは）水着武蔵には及ばない」だった。Buster宝具では2,3waveを賄うNPを得ることができないので、コヤンシステムは2wave,3waveでもスキルを使う必要があり、しかもこの時スキルを使う対象を間違えると（つまり操作ミスをすると）システムが成立しない。
そして驚いたのが、火力の低さだった。比較に使った周回クエストで、セイバーの宝具を撃っても敵が倒しきれない。水着武蔵なら余裕で倒しきれる相手である。いかに普段、バーサーカーのクラス相性に助けられているかを実感した。
こうなると、あくまでも私にとってはだが、水着武蔵を上回るサーヴァントは今のところ他に思いつかない。これを超えるのはさらに強力な全体アーツバーサーカーが実装された時だろうが、アルトリアキャスターが強力すぎておいそれと実装できないというのが運営の本音ではないだろうか。
そうなると、私の環境を強化するには、水着武蔵の復刻を待つしかない……という訳である。
