曲がカッコいい


 動画の内容もさることながら、BGMがやたらカッコ良くてつい見入ってしまった。これ系の動画は10分くらいの長さが多いけど、この動画は2分ちょっとというのも面白い試み。もし、実際に回る時に現地で参考にするとするなら、再生時間が短い方が読み込み時間も少なくて便利そうだ。
 ちなみにBGMは武者アレスタのものだったようだ。



 あんまり記憶にないタイトルだと思ったら、MD専用タイトルなのか。

あの世で俺に……

game.watch.impress.co.jp


 SFC版のライブアライブをリアルタイムで遊んでた身としては、リメイク版の宣伝の仕方は当時との違いがよく表れていて興味深い。


(以下、ライブアライブのネタバレを含むため一応折り畳みます)












 元のライブアライブは、あくまでも「有名イラストレーターがデザインしたキャラクターが夢の競演!」みたいな宣伝で、原作付きゲームとかキャラゲーの延長みたいな売り方だった。なので私としては、あの頃力作が多かったスクウェアがちょっと力を抜いた作品として見ていた。
 それでも兄弟で金を出し合って買ったのは、あの頃のスクウェア作品を高く評価していたからに他ならない。そんな状況だったから、各章をクリアした時に「中世編」という、事前情報が全くない章が現れた時は弟と顔を見合わせ、おまけシナリオかな、なんて話していた。*1

 だから、例のシーンで例の科白が出た時、弟と私は画面の前でマジで絶句してしまった。

 有名イラストレーターがデザインしたキャラが売りのゲームで、誰がデザインしたかも明かされていないキャラが最重要キャラクターで、事前情報ゼロのチャプターが最重要ストーリーだなんて、誰が想像するだろう。ある意味、宣伝そのものすらミスディレクションだった。作中でどんでん返しのストーリーを展開する作品は多々あるが、作外の広告まで伏線にしたゲームは寡聞にして知らない。

 とはいえ、今回のリメイクでは、例のシーンはPVに使われているくらいだから事情が異なる。もし完全に初見でリメイク版を遊ぶプレイヤーがいたら、ライブアライブというゲームに一体どんな印象を持つのだろう。ちょっと気になる。
 

*1:逆に、この時のインパクトがあったからこそ、サガフロンティアで全員クリアした後何も追加されなかったことに拍子抜けしてしまった訳だが……。