バレバレの白い女


 何気に、原作とエピソードの順番が変わっていた。白い女のエピソードが本来の順番で出てこなかった時点で、もしかしてこれを最終話とかに持っていくのかと思ったんだけど、普通に1話のクライマックスだった。妹の顔見せだけしておきたくて、そこだけ前倒ししたって感じなのかな。
 オープニングにヨルデとハイラの二人がいたので、多分この2人が登場するところまで行くんだろうな。とはいえ、ハイラまで行くとすると今日現在原作で公開されているエピソードの半分以上終わってしまう気がするけど。個人的には、スカイツリーのエピソードがどういう風に映像化されるかが今から楽しみだ。

影……薄いか?


 ハルギスってそんなに影薄いかな……。私の印象だと、2のハルギスよりは1のタイロッサムの方がよっぽど影が薄かった気がする。というのも、外伝1の表ボスであるタイロッサムは、何のために地下迷宮 にこもったのかがあんまり明確じゃなかったから。小説とかゲームブック版によると、タイロッサムが地下迷宮にこもったのは、ソークスを倒す冒険者たちを鍛えるためだったっていう理由になってるんだけど、ゲーム中ではそれはほとんど言及されていない。
 逆にハルギスはどうかというと、ちゃんと表ボスの時点ではプレイヤーには悪役に見えるように演出されているんだけど、裏でより強大な悪を恐れて封印していた、という設定だ。プレイヤーの活躍でヒロインのマナヤの目が見えるようになり、耳が聞こえるようになり、喋れるようになるというのは、実は呪いを解いたのではなく、より強大で邪悪な存在の封印を解いてしまったのだ、という展開に持っていく あたりは素晴らしかったし、その後に出てくるスケイリーエンプレスもめちゃめちゃ存在感があった。
 まぁ、外伝1のソークスの「世界ぶっ壊します宣言」はあまりにも唐突すぎたので、逆にインパクトはあったかもしれないけども(笑)。

メチャメチャキレ散らかしてましたけど

togetter.com


 いや、当時のオタクもメチャメチャキレ散らかしてたけど。「エヴァの最終回に秘められた高尚な思想を理解せず、低予算のせいだという人とは口を利きたくない」と言って憚らないサークルのOBが周りと危うく喧嘩になりそうになるくらいには。