B.ジェニー!?


 昨日に引き続きEVOの話。今度は餓狼MOVだ。こちらはこちらで、まさかB.ジェニーが優勝とは……。絶対ケビンが優勝だろうと思っていた。この動画の埋め込みのところがちょうどそれに当たるが、一瞬でほぼ10割減らすとんでもないコンボがあって、さらに永久連続ガードがあるというとんでもないキャラのはずなのに、間合いを制してそれを上回り、優勝を決めたプレイヤーには見事の一言だ。

95、94、96かな


 一番盛り上がってたのは95、っていうのだけは同意するが、その後は94、96かな、私の中では。実際、家庭用ゲームじゃないから売上本数とかで盛り上がりを決めることもできないし、どれが盛り上がったという客観的な指標を出すのはなかなか難しい。ただ、キングオブファイターズは95から注目されたというより、やはりドリームマッチということで、94の頃から結構注目は集めてたと思う。
 あと個人的に94の評価が高いところは、キャラバランスをあえてピーキーにして、使いやすいキャラと使いにくいキャラを組ませることで、チーム全体でバランスを取ってたっていう面があったと思う、94の時に草薙京を使う人が少なかったっていうのも、結局同じチームに全くタイプの違う、投げキャラの大門がいたからだと思うんだよね。
 逆に私は3人ともほぼ同じ感覚で操作できる龍虎チームを使っていた。また餓狼チームも主人公系キャラが3人という組み合わせで一通り触ったことがあるという人が多く人気だったと思う。3人の操作感がまったく違うのが主人公を含む日本人チーム、っていうのが草薙京の人気が出なかった理由の一つではないだろうか。もちろん95でライバルキャラの八神庵が実装されて、セットで草薙京も注目を浴びることになったっていうのも大きいだろうが。
 そういう意味では、チームエディットは諸刃の剣だった。元々ピーキーなバランスだったのに、強いキャラだけを選んでチームを組めてしまったからね。