源平討魔伝は私の好きなゲームの一つで、今までもこのブログで何度か書いてきたが、実況プレイ動画で触れられるのはアーケード版もしくはその復刻版が多く、PCエンジン版は話題になりづらい。
ファミコン版の移植が全然別物なのは有名な話だけど、それに比べるとPCエンジン版はアーケード版にかなり忠実な移植だった。もちろん細部は違いがある。中でも結構大きいのが、この動画の中でも多用している弁慶の脛攻撃。実はアーケード版はこれをやると剣力が減りまくって非常に不利になるという。Huカード対応だったからPCエンジンGTで飽きるほど遊んだせいもあり、後年復刻されたアーケード移植でつい同じことをやってしまい、何度も酷い目に遭った。
これは江戸前エルフ
コメント欄で挙がっているが、私にとっての名作であれば江戸前エルフ。
あとはこれまたコメント欄で挙がってるロードス島戦記については、確かに初期の間はそういうテーマがあったんだけど、終盤の魔法戦士リウイに出てきた頃の二人は、本当にただのギャルゲの登場人物みたいな感じになってしまったので、おいおい、あの頃描かれていた苦悩はどこへ行ったんだ、という印象だった。
最後まで美しかったという点では、例によって私はクリスタニアの方を挙げたい。そちらは、本来寿命の差によって先に死ぬはずだったアシュラムが、決して本人は望んでいないのに神王と化した結果寿命というものから逸脱した存在になってしまい、シェール(ピロテース)との関係性が逆転してしまった、っていうのも、同じ作者が放った変化球という感じで面白かった。