風邪の時には……


 動画内で「あなたの10エッセンシャルを教えて」と言っているので自分のを思い出してみたが、まあ変わり映えのしない「ポカリスエット」とか「ウィダーイン」ぐらいしかなくて、本当に自分は食にこだわりがないんだな、と実感した。
 コンビニの春雨シリーズは風邪の時というより、むしろ残業で帰りが遅くなって「今の時間からがっつりしたものを食べると胃腸が死ぬな」という時に食べることが多い。お茶漬けも、動画に出てくるタイプは食器を自分で用意しなきゃいけなくて風邪の時は辛いから、あらかじめカップに入ってる方を買うことが多い。後は動画の中では出てこなかったけど、冷凍鍋焼きうどんシリーズは定番かもしれない。
 ただこんなのはみんなやってると思うので、風邪で寝込んでる時──それこそ動画で言われてるように、YouTubeの検索すらする気が起きない時にどうするか、っていう方が自分の個性が出るかもしれない。
 最近の私の定番は、アムンセン幸子の南極冒険シリーズの再生リストを流しっぱなしにする、というものだ。熱で苦しい時に南極の涼しい情景がちょうどいい。そして、ニコニコで声が入っていない動画というのも結構大きい。目を閉じると音楽だけしか聞こえてこないので、無意識に頭の中で単語の意味を理解しようとしないから、気楽に流せる。



 これと気分によって音声の入っていないレトロゲームの実況を流すこともある。最近のゲームはゲーム内要素が多く、見ているだけでも考えることが多いので、こういう時だけは古いゲームの方がいい。
 実は、このブログで時折書いている南極おじさんの動画も、調子が悪い時に見始めたのがきっかけだった。現実世界を題材にした旅動画などは、普段見る分にはいいものの、調子が悪い時に見ようとすると入ってくる情報が多すぎて処理できない。でも、南極の一面の氷という情景は入ってくる情報がほとんどなく、比較的安らかに休める感じだった。ただ、このチャンネルはもう公開終了してしまったから、今となっては人にお勧めすることはできない。
 また、同じ南極を題材にしていても「宇宙よりも遠い場所」とか「南極料理人」は、舞台が南極というだけで割と起伏のあるドラマなので、面白いんだけど体調が悪い時に見ようと思うことはない。
 動画でも言われているが、とにかく自分でアクションを起こすようなゲームの類は、体調が悪い時は非常に相性が悪い。せいぜいドラクエウォークをウォークモードにして放置するぐらいだろうか。特にカジノはオートモードで歩く必要すらなく完全放置できる。その他のコンテンツはキツい。